収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

「もう着ない服」を保管する理由。

久々に予定のない日曜日。こんばんは、収納しない系お片付けブロガーの優多です。

天気も良かったので、洗濯機をフル回転させてシーツ、ベッドパッド、枕カバー、掛け布団カバーなどの大物を一気に水洗い。洗濯が終わるのを待っている間に、「クローゼット点検」を実施しました。

クリーニングに出すコートや小物を纏めたり、ヘビロテしたセーターの毛玉を取ったり、ブラウスにシミやほつれがないかを確認したり。

そして、やっぱり出てくる「多分、もう着ない服」。

破けていたり、修復不可能なほど汚れているわけではない。

だけど、数十回繰り返し着て、「傷みが目立ってきた服」そして「パワーが衰えている服」。

洋服は、やはり「消耗品」だから、気に入って繰り返し着れば着るほど、新品の時のような「エネルギッシュさ」が失われてきます。

洋服の役目は「着ている人を、若々しく明るく、素敵に見せること」だと思うから、洋服自体に「パワー」がないと、着ている人もどこか老けて、暗く見えてしまうような気がします。

そして、今日の「クローゼット点検」で、取り出した洋服は2着。

ボーダーのニットソーと、ラメ入りのセーター。それぞれ、たくさんたくさん着て、首元の生地にヨレが出てきたり、肘の部分の生地が薄くなったりと、お出掛けに着ていくには「パワー不足」になってしまった2着。

 

ただ…今回は、この「もう着ない服」を手放さずに、「予備の服」として保管することにしました。

「予備の服」とは?

ごく私的に設けた定義ですが、それは非常持ち出し袋の中に入れておく着替え」そして「緊急時に備えて車に積んでおく着替え」です。

つまりは、防災グッズの一環

 

昨冬の災害級の豪雪、そして長時間に及ぶ道路での立ち往生や停電の報道を受けて、

年明けから防災用品の見直しをしてきました▽

yuringo738.hatenablog.com

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持ち物を見直していて気付いたのが、非常持ち出し袋に入れておく「余分な服がない」ということ。クローゼットに掛かっているのは、全てアクティブな状態で日々、着まくっている「必要不可欠な服」。それなので、「非常用」としてスタンバイしておく「予備」が手持ちになかったのです。

ですが、予期せぬ災害時に備えて着替え、それも怪我や寒さを防ぐための「適度な厚みの長袖」は欠かせません。かといって、「余分な服」をわざわざ(安価なファストファッション服が売っているにしても)お金を出して買うのは何だか違う気がする。

 

ということで、

今回クローゼットから「卒業」する2着には、「非常用のスタンバイ服」としての役目を新たに果たしてもらおうと決めました。

ボーダーニットソーは非常持ち出し袋に、ラメニットは車に、それぞれ「待機」してもらいます。

 

「2軍の服」なんていう言い方は洋服に対して失礼な気がするので…

「非常時のためのスタンバイ服」

備えておくことで、安心を与えてくれる。出番がなければ、それはむしろ有難いこと。

 

もう着ない服。手放さずに「明確な目的を与えて、保管する」というのも、

一つの再利用の方法かもしれません。