収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す

「自分の不機嫌」を、ほかの誰かのせいにしない。

ウイルス禍の長期化により県外旅行がままならないので、ちょっと早めの夏休みを取得して、マイクロツーリズムを楽しんでおりますの。

心の安寧を求めるならば、森へ行きましょう、そうしましょう。

ビバ田舎。ビバ自然。

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台風が本州に上陸していたので、時折雨がぱらついていたのだけれど、

すらりと伸びたブナの木が天然の傘となってくれました。

無人の林を歩くの楽し。

 

宿に戻ってテレビをつければ、アナウンサーが神妙な顔で東京の新規感染者数が過去最多となったニュースを伝えている。そして画面はほどなく、五輪での日本人選手の活躍を伝えるニュースに切り替わる。

 

新型ウイルスの流行が長期化して、この感染症に関する人々の「捉え方」「向き合い方」は、ほんとに多様化していると感じる。

そのことの是非を、このブログに記すつもりはないけれど、私たちは一人ひとりがそれぞれ、正しい情報を収集する力、情報の真偽と価値を判断する力、情報をもとに自分自身で考える力、考えたことをもとに行動を決める力を、ちゃんと持つ必要があると、強く感じる。

 

もやもやとした空気が暮らしの全体にうっすらと膜を張っているような、そんなすっきすっきりしない日々の中で、なんとも言えないイライラや不満を心の中に抱えている人は多いと思う。

そんな時はつい、イライラやモヤモヤを「自分以外の誰かのせい」にしてしまいがちだけれど、「自分の不機嫌を誰かのせいにする」って、すごく不毛だと思う。

 

「機嫌良く過ごしたい」なら、自分の機嫌くらい、自分で取ってあげたいよ。

そう、まさに…茨木のり子さんの、あの有名な詩のように。

自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ 

 

空に向かってすらりと立つブナの木のように、しゃんと背筋を伸ばしていたいのよ。

雨がぱらつく林を歩くことが、私にとっては「自分の機嫌を取る」ための、一つの方法だったりする。

 

持ち物も、行動も。

「自分自身が幸せに、気分良く過ごせる選択」を、積み重ねていこう。

「着回し」しない、ワンピース。

夏のワンピースを買いました。

切替もプリーツもない「すっとんとん」のノースリーブワンピ。色はネイビー。GALERIE VIE(ギャラリーヴィー)で、素材は綿100%。

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ことしの夏は、墓参りも買い物も庭での花火も、これ着て過ごす予定だよ。

いい感じのワンピース見つかって嬉しい。

 

一週間のうち、月曜日から金曜日の5日間は仕事用の服で過ごしているから、土日にしか着ないほんとのカジュアル服は、たくさん必要ない。

私の場合は2、3パターンあれば十分回せるので、だからこそ、完全プライベートで着る洋服には妥協したくない。

肌触りの良さと、洗濯のしやすさ。そしてなによりも「着たときに気分が上がる服」であること。

無駄な装飾がないこと。でもちゃんと服自体に「パワー」があること。

 

ちなみに秋冬における週末カジュアル服は、ネイビーのパーカーなのであった↓

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ネイビー、好きなんです。

 

「着回し」とかあんましキョーミないです。気に入ってる服なら、連続して着ても全然問題ないとおもう。むしろ毎日着たいとおもえる服と出会えたこと、それ自体がキセキなんだから、適度な頻度で洗濯して何回も何回も何回も袖を通すといいと思うよ。

この服、スキィ!って心から思える服、実際、何着ありますか?

 

365日、違うコーデで外に出る必要なんてないざます。

私は今夏も「着回し」しない。ワンピースかぶって墓参りも庭花火もビアガーデンもいくよ。

 

 

「消耗品」を、買い換える。

ハンカチは消耗品。ってことで、定期交換のタイミングがやってきました。

今回は「SUMAU nani IRO」(のダブルガーゼハンカチ。

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布に水彩画を描いたかのような、淡くて繊細な色合い。

ガーゼ素材で吸水性も抜群。

タオルハンカチみたいな毛羽立ちもなくて、洗濯するたび柔らかな肌ざわりになっていくのも好き。ハンカチユーザーにはぜひ、一度使ってみてほしいブランドです。

 

1枚900円(税込み990円)。

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ウイルス禍により、従来に増して「手洗い」が推奨される世の中になって、

ハンカチはより生活に身近な雑貨になった。

毎日使うものだから、持っていて幸せな気分になるものを選びたい。

 

消耗品としての「ハンカチ」に対する私の考え方は、過去記事に詳しく↓

yuringo738.hatenablog.com

 

生活必需品には、新陳代謝が必要。

どんなに気に入ったものでも、毎日使っていれば「消耗」してくる。

新しい品を手に入れたら、古くなったモノたちには感謝の気持ちを伝えて、潔く手放していく。

手に入れた瞬間から、「別れの日」までのカウントダウンは始まっていて、

ぴかぴかのハンカチも、いつか手放す時が来る。

モノとの出会いは一期一会。「ナニイロ」のハンカチは季節ごとにデザインが更新されていくので、まさに一度きりの出会い。「素敵だな」と心から感じられる品物と、この広い世界で出会えた奇跡を大切にしよう。

そんな思いを新たにする、月曜日の朝。

おしゃべりなモノ、寡黙なモノ。

わたしが子供だった頃、家のなかには脈絡のない「花柄」があふれていた。

台所と廊下のあいだに吊るされたナイロンの暖簾には巨大なアサガオの模様、

居間のちゃぶ台にかかったレースの布はバラの形に編まれていたし、

風呂場に大量に積まれたタオルには、それぞれ名前の分からない大小の花の模様が全面に織り込まれていた。

母親がバザーで買ってきたコースターはこれまた名前の分からない小花柄。

ドアノブに花柄(これも名知らず)のカバーがかかっていた時期もあったな。

とにかく、ありとあらゆる「インテリア」及び雑貨に、意図があるのかないのか、個体名の良く分からない「花」が、印刷されていた。

 

なんだったんだろう、あの「花柄」たちは。

時代は平成の初期だったろうと思うけれど、あれらのものはたいてい、おそらく昭和の時代から我が家に存在していたモノだと思われる。

そんな記憶のかなたの「脈絡のない花柄」のことを突然、思い出したのは

隣の席の同僚の机に、昔なつかし「小花柄」のタオル(手ぬぐいサイズの、あれ)がちょこんと置かれていたから。なんてノスタルジー

同僚(同世代)に「なつかしい感じのタオル使ってんね」と声かけたら、「仕事先でもらった」んだって。粗品の余りかな? じっくり柄を見せてもらったら、どうやらスミレと四葉のクローバーが交互に並べられている。なんでスミレとクローバー? とか、意図は考察せずにいるのが賢明かもしれない。洗濯するたびに色あせていくであろう糸の色に人の世のはかなさを重ねてみる。

 

あの頃の、脈絡のない「花柄」であふれた、私の家。

母や祖母が、意図をもってそれらの「インテリア」を選んでいたようには、思えない。おそらく、なじみの工務店や自動車整備工場や床屋さんでもらった「粗品」だったり、近くのホームセンターで中くらいの値段で売っていた日用品だったりしたのだろう。それらが「意図もなく」集積されていった結果、家のなかは季節感のない花壇みたいになっていた。

 

いま、わたしが家のなかで使うものに「花柄」を選ぶことは、ほぼない。ざっと家の中を見回して目につくのは、子供部屋のソファに置いたクッションカバー(けしの花)くらいか。できるだけ無地がいい。「雑音のないデザイン」がいい。

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そう。

「モノ」というのは、それ自身がもつ色や大きさや佇まいでもって、「しゃべる」のである。雑多な色と大量のモノがあふれた部屋は、「うるさい」のである。それが気にならない、もしくは騒がしいのが好みであるならば問題ないのだけれど、私は部屋は静かなほうがいい。「にぎやかでおしゃべりなモノ」たちよりも、「寡黙な性格で、一人で本を読んだり昼寝したり音楽を聴いていたりするのが趣味」みたいなモノたちと、信頼関係を結びながら日々を過ごしたい。

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私が好むところの「寡黙なモノ」たちのなかにあって、「わたしはここよ!」と主張する、1本だけ残ったニンジン。

こういう脈絡のなさは、私、好きよ。千切りにしてサラダにして食べよう。

そんな、月曜日。

「清潔」を保つための備蓄は必須。

「持ち物は減らせるだけ、減らせ!」が信条だった私が、「一定程度のストック(備蓄品)を家に置いておくことは必要かも」と考え方を改めるきっかけになったのは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う昨春の「トイレットペーパー買い占め騒動」です。

私が暮らす郊外のドラッグストアの棚からも紙類が消えました。

 

昨春のブログ↓

yuringo738.hatenablog.com

 

少なくとも1か月間は買い物に行かなくても生活できる、最低限の「日用品」を家に備えておくことは、精神的な安心感にもつながります。

特に「清潔」を保つための紙類は、生活必需品。かといって、あれもこれもと種類を増やすと無駄に保管スペースを取ってしまう。

いま、我が家でストックしている紙類は3種類↓

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①トイレットペーパー(12ロール)

ティッシュペーパー(5パック程度)

大王製紙の「エルヴェール」(紙タオル、5パック程度)

 

ちなみに紙タオル「エルヴェール」の、無敵な素敵さは過去記事に詳しく↓

yuringo738.hatenablog.com

エルヴェールの我が家での主な用途は「手拭き用の使い捨てペーパー」なのですが、キッチンペーパーにも台拭きにも、あるいは布巾としても代用できる優れもの。

 

水に流せるトイレットペーパー、水に強いティッシュペーパー、

さらに強度と吸水性があるエルヴェール。

紙類の備蓄は、とりあえずこの3種があれば何とか回せると思う。

 

災害がないことを祈りつつ、「備えよ、常に」を心掛けていようと思う。

ミニマリストのピンクとか、白とか、ブルーとか。

カバンの中の小物類は、ピンク多し…。

無駄に並べてみるのも、また楽し。

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上から歯ブラシケース、中段左からボールペン、スマホ×2(プライベート用&仕事用)、財布、下段左から名刺入れ、化粧ポーチ。

ピンクってさ、いいよね。好きよ。見てるとフワフワ優しい気持ちになる感じするもん。

 

「色」を並べてみるのは、習性かもしれない。

こっちは白い服を並べたときの写真。

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白も大好きだよ。

 

ちなみに文房具は、ブルーで統一しているよ。

手帳にペンケース、消しゴム、蛍光ペン、シャープペン。

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ブルーも好きよ。なんだか気持ちが落ち着くよね。

 

きれいな色を選んで、使って、日々を楽しんでいけたらいいね。

ポエミーな気分の、金曜の夜。

「シンプルで美しい」の、極意。

「シンプル」とか「無駄がない」っていう状態は、「素気ない」とは似て非なるものだよね。

そんなことを、出張ついでに立ち寄った、山の麓の蕎麦屋さんでしみじみ感じたよ。

 

お蕎麦を注文したら、「突き出し」で漬物が出てきたのです。

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お花?とおもったら、赤かぶ。

花を生けるみたいに漬物を盛っている。余白が美しや。

辛味大根のお蕎麦も、シンプルな出立ちでやってきた。美味。

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飾り立てないところがいいわ。

山菜3点盛り、大中小の皿が一つの盆に載せられて。

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無駄なトッピングや派手な盛り付けはしていないのに、お店の「軸」を、ちゃんと感じた。

 

シンプルライフ」で目指すべきは、こういう状態なのかも。無駄なものは持たない、増やさない。でも、しっかり芯が通っていて、唯一無二で美しい。

洋服だって、黒い無地のカットソーが、絶妙なカッティングで腕を細く見せてくれることがある。

派手な装飾よりもブランドのロゴよりも、着る人を引き立てる技術。

 

「シンプルで美しい」の極意を、山麓蕎麦屋さんでしみじみと感じた梅雨の一日。

蕎麦のつけ汁は煮干しのだしで、香りを楽しみながら美味しくいただきました。