収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。
「買い物で失敗したくない」との思いが強いあまり、日々の買い物に対して保守的になりがちなアタイ。特に「味の想像がつかない食材、調味料、加工食品」の類には警戒感を持ってしまう癖があります。
「味の想像がつかない食材」の宝庫といえば、カルディコーヒーショップ。ずらりと並ぶ味の想像がつかない食品の群れとレジ前の行列に圧倒され、領域(店内)に足を踏み入れるも何を買っていいのか分からず手ぶらで退散することが何度もありました。
2年前にはこんなエントリまで書いていた…▽
カルディに憧れつつも、何を買っていいのか分からず距離感を詰めきれずにいた私ですが、先日とうとう突破口を見つけました。
きっかけを作ってくれたのは、2月9日に金曜ロードショーで放送されたアニメ映画「かがみの孤城」。原作となった辻村深月さんの小説はもちろん読んだし、舞台化された際は娘と一緒に観に行った大好きな作品。物語の伏線の一つとして登場する重要なアイテムが「ストロベリーティー」です。金ローを観て、ストロベリーティーが無性に飲みたくなったアタイ。高級な茶葉じゃなくて、ティーバッグタイプのやつが欲しかった。かがみの孤城に出てくるストロベリーティーはティーバッグだから。
こういうオシャレ飲料、あの店にはきっとあるはず。カルディにあるはず。
翌日、車を飛ばして、カルディが入居する最寄りのショッピングセンターへ…
棚の一角に、果たして、あった…!
買ったさ。行列に並んで買ったさ。
熱湯を注ぐとふわりと広がる、いちごの香り。口に含めば、ひととき孤城の女子会メンバーになった気分を味わえる。
ありがとう、カルディ。
ふとしたきっかけで、「敬遠していたお店」が「馴染みのお店」に変わることがあるね。
このストロベリーティーはしばらく飲み続ける予感しかないよ。
これからは君と、良い距離感で友達になれる気がするよ。