収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

キンドル端末を買った話と、東京貧困女子。

おこんばんは、収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

夏のボーナスで、Amazonが展開する電子書籍リーダー「Kindle端末」を買いました。

カバーをかけて使っていますが、本体はこちらのタイプ▽

今まで「漫画以外の本は紙で読む」「読み終わったら定期的にブックオフに持ち込んで減らす」スタイルを貫いてきたけれど、ここ1、2年のデジタル化の潮流は凄まじいので、ここは自分も流れに乗っていこうと思った次第です。

 

とはいえ、ボーナス支給直後の7月末に端末は届いていたものの、

積読」状態だった紙の本を読むので精一杯で、9月に入ってからようやく初期設定を完了しました。気になっていたビジネス書などを何冊かダウンロードして、少しずつ操作に慣れてきつつあります。

そして、本日の人間ドックにも持っていきましたよ〜。

人間ドックでは、検査と検査の間にかなりの待ち時間があるので、端末を持ち歩いて隙間時間に読んでいました。ダウンロードしておいた、ノンフィクションライター中村淳彦さんの著書「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」(2019年/東洋経済新報社)。刊行されたのは4年前ですが、漫画化もされたり、今秋にはWOWOWでドラマ化もされたりと話題になっている本です。国内で広がり続ける貧困や搾取、格差など「すぐそばにある女性の貧困」を描いたノンフィクションです。

検査の合間にちょこちょこ端末を開いて読んでいたら、半日で299ページを読了できました。どんだけ待ち時間が長いのかって話…。

 

キンドル端末本体は207gと軽量なので、持ち歩くにも便利。フタの開閉で電源のオンオフが勝手に切り替わるので、そこも便利。検査で名前を呼ばれたら、本を閉じる要領でパッと蓋を閉めれば電源がオフになります。開くと瞬時にオンになり、読み途中のページがすぐに表示されます。

操作に慣れたら、紙ではなく電子書籍で読む割合が増えてくる予感がします…。本を保管するスペースがいらないので、定期的にブックオフに通う手間も省けますし…。

本棚整理の過去記事はこちら▽

yuringo738.hatenablog.com

ついでに昨年のマイベスト本10冊はこちら▽

yuringo738.hatenablog.com

ちなみに人間ドックの待合室には大きなテレビジョンが設置してあって、ずっとジャニーズ事務所の会見が流れていました。それを流し聞きしながら「東京貧困女子」を読んでいると、底なしに気分が沈む感覚に陥りました…。

「東京貧困女子」の著者、中村淳彦さんは音声メディア「Voicy(ボイシー)」でも毎日発信されていて、私は最近、それを貪るように聴いています。インフルエンサーにありがちな「キラキラした感じ」が全くなく、貧困や介護、団塊ジュニアの苦境といった社会の事象を独自の視点で解説してくれています。本と合わせて、こちらもオススメです。

 

明日も愉快な人生を〜