収納しない系お片付けブロガーの優多（ゆた）です
卒業式に向かうと思われる袴姿の女子集団とすれ違いました。若い人たちの未来に幸あれと願いながら、新入社員だった22歳の自分に贈る気持ちで「社会人ライフを概ね円滑に過ごすための個人的な知見」をまとめてみたよ。
①「努力のベクトル」を間違えない
…地道な努力は大事だよ。謙虚に誠実に真剣に、目の前の仕事に向き合おうね。だけど「努力のベクトル」は意識し続けて欲しいよ。120%で働きすぎて心身の健康を害したとしても、同僚も上司も会社も誰もその損失を補填してはくれないよ。あるいは少額のお金は貰えるかもしれないけれど、失った時間は巻き戻せないよ。だから休め。ちゃんと休んでそれから働いて、適度に社会の役に立つ仕事をしようね。世界の平和は個々人の幸せの集合体でしか実現しないよ。あと健康診断はちゃんと受けてね。
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②横車を押さない
…世の中って面白いよね。日々、想像の斜め上をいく理不尽な事案がバッタの大群のように襲ってくるよ。社会人って思った以上にちゃんとしてなくて、変な人も多い。使命感とか過剰なやる気とか一時の気の迷いとかにやられて、凶暴なバッタの群れに丸腰で突っ込んでいくみたいな馬鹿げた行動はやめてね。「無理なものは無理」と割り切ってね。勝てそうな場所を選んで頑張ることが大事だよ。守るべきものは貴方と家族の命と財産だよ。
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③「敵でも味方でもない人」を大事にする
…他者に期待しすぎるとヤケドしますが、他者と健全な信頼関係を築くことはめちゃ大切。他人とチームを組んで組織として成果を上げる作業が仕事です。「目を合わすのもイヤ」みたいな「敵」が社内にいたら、それだけで能率が下がっちゃうよ。適度な距離感を保って、良好な関係を維持するのが良いと思うよ。
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④「人は見た目が９割」は、概ね真理
…パーソナルスタイリストの先駆者・政近準子さんの言葉「装いは一番外側の内面」という言葉が、私は大好き。ビジネスの場での装いの目的は、今日会う人に敬意と尊敬の気持ちを伝えること。初対面で内面をじっくり理解するほどの対話の時間がない場合、相手を第一印象で「いい感じの人」「なんだかイマイチな人」と分類せざるを得ないし、そして自分自身もシビアに分類されるよ。他者から見た目で判断されるのは当然と割り切って、「社会人のクローゼット」を構築するのが大事と思うよ。学生時代の服は早めにまるっと入れ替えても良いと思うよ。池袋パルコで買った変な色のコートは早めに捨てようね。
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⑤悪意ある言葉を真剣に受け止めない
…尊敬できない人からの悪辣な言葉を受け止める必要はないよ。小学生の頃、好むと好まざるとに関わらず数合わせで参加させられた昼休みのドッヂボールを思い出してみて。こっちを狙って投げてくる相手のボールを、真正面からキャッチしに行く必要はないよ。ぶつかったら痛いし、突き指の危険もあるからね。ボールは避けてナンボだよ。最後までコートに残って昼休みが終わったらこちらの勝ちです。変なやつからの悪意ある言葉は、拾いに行かずに放っておくべしだよ。
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社会人の日々って、それなりに楽しいと思うよ。
美味しいもの食べて気の合う人とちょっと喋って、テクノロジーの進化は想像を超えてくるし、人類といえば面白い人もいれば変な人もいて、世の中は複雑で飽きることがありません。
まわりと適度に調和して、代替可能なようでいて唯一無二の個性を持つ、よき社会の歯車を目指せばいーじゃない。
今日も明日も愉快な人生を〜
