収納しない系お片付けブロガーの優多（ゆた）です
「ママ友」なる存在をついぞ持たないまま母業を続けています。
「たまたま同じ時期に、同じ地域で、同じ年齢の子どもを育てている」という共通項だけでは、なかなか親密な友人関係を築くに至らないのです。
はっきり言って友だちは少ないです。でも元気に概ね楽しく日々を過ごしています。
そんな私の数少ない友人が、10年ほど前に仕事を通じて知り合った都内在住のAさんです。
この週末は、彼女に会うため日帰りで上京しました。
終戦の年に生まれたとのことので今年で78歳になります。私との年の差は、なんと39歳。親よりも年上の彼女ですが、なんだか不思議と気が合って、部署を異動しても仕事とは関係なく年に２、３回飲みに行く仲になりました。
Aさんは80歳目前ですが現役で夜勤もこなすパワフルおばあちゃんです。海外旅行も大好きで、今年は一人でポルトガルに行く予定とのこと。とっても元気で好奇心旺盛。そして、なんと言ってもお酒が強いのです。渋谷のワインバーで３時間、お互いの仕事、時事ネタ、健康、旅行、誰それの噂話まで話は尽きず。肉も野菜もむしゃむしゃ食べて満腹。
Aさんはずっと独身で、子どもはいません。だけど、年齢も居住地も家族構成も似ている「娘の同級生の保護者」よりも一緒にいて楽しい。
今度は大型連休に、私の地元でお寿司を食べに行こうと約束して別れました。
どうか長生きしてもらい、いつまでも一緒に美味しくお酒を飲めたらいいなと願うばかり。
春になるとどこからともなく「友だち100人、できるかな」等と呑気な唱歌が聞こえてきますが、友だちは100人もいりません。愉快な数人がいれば良いと私は思います。
そして大人同士の友人関係においては、「年齢が近い」「職場が同じ」「子ども同士が友だち」といった属性の類似性とは違ったところにある「なんとなく気が合う感じ」がとっても大事だと考えます。
ママ友ゼロな私の負け惜しみでしょうか。そうなのでしょうか。過去記事もご参照ください▽
「友だちがたくさんいること」を過大評価しないで生きよう。
明日も愉快な人生を〜
