収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

「困ってない人」の、安心感。

収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です

 

快適に社会人の日々を送る秘訣は、敵でも味方でもない「広大な緩衝地帯」を確保することだと考えています。つかず離れず、程よい距離感を保って友好的にお付き合いする▽

yuringo738.hatenablog.com

一方で、この「広大な緩衝地帯」の中にも「一緒にいて居心地の良い人」「苦手とまでは言わないけれど、長時間一緒にいると疲れる人」がいます。

敵でも味方でもない関係なのでどちらのタイプの人とも友好的に付き合うよう努めますが、この違いって何だろう。「単なる相性でしょ」と言ってしまえばそれまでなのですが、お片付けブロガーを名乗っているアタイなので「お片付けの視点」を交えつつ少し深掘りして考えてみました。

 

私が家の片付けで重視している要素は「余白」です。

「余白」とはつまり、「突発的な物事を受け入れる余裕」のこと。

週末に義母が突然届けてくれるタケノコの煮物や山菜の天ぷらや家庭菜園で採れた大量の野菜を収納できる、冷蔵庫の空きスペースのようなものです▽

yuringo738.hatenablog.com

この「余白」を人間関係に当てはめるなら、自分とは異なる思考と行動様式を持つ他者を受け入れる心の広さ、と言い換えられると思います。

 

そして、この「余白」を軸に「一緒にいて居心地が良い」と感じる人の特徴を考えてみると、「過剰な共感を求めてこない」の1点に集約されます。

具体的にいうと、全体会議やグループの打ち合わせといった意見交換の場で、感情的にならず反対意見を言える人、そして他者の反対意見を聞ける人。「いいね、いいね」と共感するだけだったり、注目されたくないからと沈黙したり、「それは無理」とネガティブな反応を繰り出すだけでは物事は前に進まないので、攻撃的にならないよう言い方に配慮しつつもNOをはっきり言い合える関係は非常に大事。

「自分は自分、他者は他者」と分離して捉えることができるので、共感されても反対されても、そのことで過剰に有頂天になったり落ち込んだりすることがない。メンタルが安定していて、他者のスペースに土足で踏み込むこともしない。

 

自分の周りにいる過剰な共感を求めない人の共通点を思い浮かべてみると、根底に「自己肯定感の高さ」があると思う。「生きてるだけでラッキー」くらいな閾値の低い幸福感があるので、基本的に「困ってない」。困ってないから、誰かに過剰に依存したり、不愉快な環境に過剰適応したり、何気ない言葉に過剰に反応しないで受け流せる。

「アナタはアナタで、いい感じですね。私も私で、概ね快適に生きてます」みたいな感じで気楽にやってる。

 

この「困ってない」というのは、「悩みがない」とは全然違うということを付け加えたい。

仕事のトラブル、家庭内の問題や心配事、お金のこと、健康のこと。悩みのない人なんていないので、きっと「困ってない人」だって深刻な悩みを抱えているはず。

だけど、根本に「余白」があるから、突発的なトラブルにも比較的冷静に対応できる人が多い。反対に、小さな想定外に過剰に反応して大騒ぎしたり、攻撃的になってしまったり、誰かに過剰に依存してしまう人は日常的に「余白がない状態」の人が目立つように感じる。

 

私もちゃんと「余白」を持って、突発的なトラブルにも冷静に対応できる「困ってない状態」を目指したいと思う。日々、修行。

 

また無駄に可愛いものを買ってしまった…▽

KAWAIIを飾るのは、心に余裕を持つための修行の一環だYo…

「困ってない人」を目指して、明日も愉快な人生を〜