思いがけずいい感じの「余白」に出会うと心が躍りますね。
先日、ワインバーでチョコレートを頼んだらこの有様よ…
隙間を埋めようとしない、チョコレート同士のあいだに広々とした緩衝地帯を設けることで生まれる一種の緊張感。これこそが余白の美…
好き。
アーモンドチョコが好きで普段からよく食べるのだけど、それで気がつくと一人で一箱を一気に食べちゃって大後悔なんだけど、そうかそうか、こうやってオシャに盛り付ければ良いのネ。三つに仕切られたプレートの区画ごとに、余白を最大限に生かして一粒ずつ載せていくと。オシャな上に食べ過ぎも抑えられるって仕組み。
家で再現するのにはおかわりを自制する精神力が必要ではありますね。
さて、飲食店では盛り付けの余白に代表される「哲学を感じるシンプル」に遭遇すると幸せな気分になります。
シンプルの極みのようなラーメンとか▽
普通すぎる居酒屋のお通しとか▽
信念を感じる皿の余白とか▽
山奥の蕎麦屋で出合った「素っ気ない」とは似て非なる、シンプルの美しさとか▽
yuringo738.hatenablog.com「与えられたスペースに、目一杯ぎゅうぎゅうに詰め込まない」というのは余裕に繋がります。余裕は豊かさを連想させます。それなので適切な余白のある盛り付けは、見る人に美しさや上品さといった印象を与えるのでしょう。
料理の盛り付けも、日々のスケジュールも、収納スペースも、ぎっちり埋めずに3割くらいの余白を残しておく意識を大事にしたいものです。
明日も愉快な人生を〜