「持っているのが、当たり前」…
そんな、いつの間にか「常識」のようになっている物事を
まずは俯瞰して、客観的に見つめてみることが
「楽ちんで快適な暮らし」につながっていくと
思うのです。
例えば、
しばらく前に、私は「醤油さし」を、手放した。
その代わりに、
使っていなかった小さな「ミルクポット」に、
その都度、少量ずつ醤油を入れて
食卓に運ぶことにしたのです。
↓
我が家に必要だったのは
「刺身、もしくは冷ややっこを食べるときに
注ぎやすい容器に醤油が入っていること」であって、
それが「醤油さし」である必要は、なかった。
「求めるモノ」つまり「用途」が明確になれば、
おのずと物事の「要不要」は、判別できるようになる。
例えば、クローゼットの洋服も。
「似合う服もイマイチな服も、とりあえずたくさん持ちたい!300着の洋服をそろえて、1年365日、違うコーディネートで通勤すること」が目的なの?
それとも、
「本当に気に入った洋服を30着だけ。気に入ったコーデは何回も繰り返して、自分のスタイルを持った『軸のある人』になる」ことを求めるの?
どちらが「正解」ということはないけど、
「目的」を見失わないことが大事。
「なりたい自分」や「理想の暮らし」を実現するために
必要なモノは、実はそんなに多くない。
そんな風に、思うのです。