クローゼットに洋服が何枚あろうと、食器棚に皿がいくつ納められていようと、浴室にバスタオルが何枚重ねられていようと、車庫にクルマが何台並んでいようと、結局はそんなの別にどうだっていいのよね。
収納しない系お片付けブロガーの優多（ゆた）です。
少ないモノで身軽に暮らす「シンプルライフ」や「ミニマルライフ」がトレンドとなって久しいですね。カーシェアや洋服のサブスクサービスも定着してきて、この「脱・所有」の流れは今後も続くことが予想されます。
社会のトレンドは「少ないモノで身軽に暮らす」だし、
私も同様のコンセプトでブログを運営しているわけですけれども、
かといって「たくさん持ちたい人」の暮らしを否定するものではありません。
そして「持ち物は少ない程、良い」などと考えているわけでもありません。
持ち物との付き合い方で一番良くないと思うのは、「本末転倒」です。
「目的」と「手段」を取り違えてしまうこと。
つまり、片付けは快適に暮らすための手段でしかないにも関わらず、「片付けること」「持ち物を極限まで減らすこと」が生活の目的になってしまうこと。これって、すごく無駄です。
タオルの数を減らしすぎるあまり洗濯が間に合わなくなってしまったり、
スキンケアをシンプルにしすぎるあまり肌が乾燥してしまったり、
洋服の数を必要最少限に絞ったために「場に適した服装」を選ぶことができず気まずい思いをしてしまったり。
暮らしを快適にするためにモノを減らして家を片付けたはずなのに、
反対に不便になったり日常生活に「害」が及んでしまったりしたら、目も当てられません。
人生は「多さ」を競うゲームでも、反対に「少なさ」を競うゲームでもないので、
「自分にとっての最適数」を見極めることが大事と思う。
明日も愉快な人生を〜。
