家を片付けたいですか？そうですか。
では収納用品を買わないでください。
また窓の外が暴風雨っぽくなってきたYO…。おこんばんは、雪国在住の収納しない系お片付けブロガー優多です。
年の瀬が近づいてきました。この時期になると、私の趣味趣向（片付けが好き）を知っている知人同僚から「おすすめの収納用品＆収納グッズ」を聞かれることが増えます。大掃除をする人もいるから、世の中的に「お片付け熱」が高まりやすい時期なのかも。
いやしかし。私は声を大にして言いたい…。
片付けといえば収納用品を揃えなくちゃね！とニトリや１００均や無印やホームセンターに駆け込んじゃダメ絶対。まあ別に命を取られる分けじゃないからいいけど。「片付け＝収納グッズを揃えること」だと思っている人がまだ予想以上に多いのだと感じて驚くのです。
厳しいようだけれど闇雲に収納用品を増やすと粗大ゴミが増えるだけでござんすYO
お手本にしたいのは、ミニマルなプチホテルのしつらいです。
必要な品が過不足なく、適度なゆとりを持って使いやすく、清潔な状態で並べられていること。
シンプルシックに統一された収納用品をずらりと並べて、必要なモノと不要なモノを仕分けることもなくパンパンに詰め込んで、扉を閉めたらはい終わり、という作業を片付けとは呼びません。それは単なる「モノの移動」です。
「片付けたい。おすすめの収納用品を教えてほしい！」と声をかけてくれることは光栄です。が、私が伝えたいことの筆頭は「収納用品を、買わないでください」ということなのであります。
「収納」は、片付けの最終段階でようやく着手する「ご褒美」みたいなものだと思っています。そもそも持ち物を減らせば「収納」自体がどんどん不要になってくるということはありますが、やはり家事動線をスムーズにするために、厳選した収納用品を適度に使って持ち物を収めていくのは楽しい作業でもあります。
でも、その楽しい「収納」の作業の前に「必要なモノと不要なモノを分ける」「不要と判断したモノを手放す」作業が欠かせません。その作業を省いて「収納」を始めてしまったら、それは単なる「モノの移動」です。
「片付けたい」なら、収納用品を買わない。
モノの選別を済ませる前に、無印良品で大量の収納用品を調達してしまったら、それはもう既にお片付けは失敗していると言って良いでしょう。
モノを減らしたいなら、まず収納用品を減らすのが先決と思うの。
収納グッズのメーカーの戦略に乗ってはいけません。
しっかりと心を水平に保ち、ともに唱えてまいりましょう。
「片付けたいなら、収納用品を減らせ！」
