収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

手放すことは「悪」じゃない。

2021年も残すところあと数時間ですね。

昨年の今日は、ブログにどんなことを書いていたのだろうと思って過去ページを遡ってみました。冷蔵庫リセットについて書いていました。食材をほぼ使い切ったすっからかんの冷蔵庫は、私がこの世で最も愛するものの一つです。減らそう食品ロス。

yuringo738.hatenablog.com

2019年1月に始めた「収納しないブログ」は、もうすぐ丸2年を迎えます。

「持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す」ことを日々の柱に据え、ひたすら捨てたり買ったり片付けたり掃除したりの日々をつらつら記載してきた弊ブログ。1年の締めくくりに、わたしが心に留めている片付けにおける信念のよーなものを書き記してみたいと思います。

大きく3項目あります。

①片付け≠収納すること。

…凝った収納術を駆使して大量のモノを見た目美しく保管すること、を片付けの目的になってはいけないと思っています。まずは自分にとっての物質的な必要最小限(1泊2日の旅行で最低限、困らないだけの着替えや日用品)を知ること。「これだけのモノがあれば、一応大丈夫」なラインを知った上で、プラスアルファの持ち物を管理できる範囲で所有すること。そうやってとことん「モノ」と正面から向き合って、「所有する」と決めたモノだけが残ったなら、もう複雑な収納術は必要ありません。置くだけ、並べるだけ、のシンプルな配置こそが「一番管理しやすい収納方法」だと思っています。

 

②収納グッズは「罠」と心得る。

…大量の靴を省スペースで「収納」できるシューズラック…大小さまざまな引き出しが付いたカップボード…仕切り付きのアクセサリーケースに、ストッキングを1足ずつ「収納」できる布製ポケット…100均やホームセンターに所狭しと並ぶ収納グッズ、それがかえって片付かない元凶かもしれないとさえ思っています。新しく収納グッズを増やすより、まずは手持ちのモノと向き合うことが大事。片付けたいなら、むしろ収納グッズや収納スペースを減らすのが一番の近道だと思っています。

 

③手放すことは「悪」じゃない。

…「捨てる」という行為に罪悪感を感じてしまうなら、「手放す」もしくは「卒業する」と言い換えてみたら良いと思います。自分自身も周囲の環境も社会も時代も、すべてのものは日々、変化していきます。状況が変化すれば、自分にとって必要なモノも変化していくのが当然のこと。「今までありがとう」の気持ちを込めて、次のステージに進むためにモノを手放すことは悪いことではないと思います。片付けは前向きに、未来志向で楽しく取り組みたい。

 

以上、「わたしが心に留めている片付けにおける信念のよーなもの」でした。ブログという場で、自分の思いを言語化して可視化することで、考えが整理されて前向きなアイデアが生まれてくるようになったと感じています。

ことし1年、「収納しないブログ」に立ち寄ってくださった皆さん、読者登録してくださった皆さんに、たくさんの感謝を込めて。

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降り続く雪を眺めながら帰省中…

来年も愉快な感じで、愛すべきモノたちと快な日々を過ごしましょう。

みなさま素敵な大晦日を。