片付けの大事な効用について改めて簡潔に記しておきたいと思う。
収納しない系お片付けブロガーの優多です。
家族が寝静まった金曜日の夜って、この世で最も幸福な時間の一つだと思う。
さて、片付けの効用について。
暮らしの空間を整理整頓しておくことには、
大きく①精神的なメリット(心が落ち着く)、②金銭的なメリット(無駄遣いが減る)、③時間節約のメリット(家事動線の効率化)があります。
片付けには生活の質向上に寄与する力があるといえます。
また、このほかに私が実感している大きな効用の一つに
「物事の判断基準が明確になる」ということがあります。
片付けって、結局は「取捨選択の積み重ね」です。
何を残して、何を捨てるか。
何を買うのか、何を買わないのか。
この選択の繰り返しが、積もり積もって「暮らし」になります。
毎日毎日、この小さな取捨選択を積み重ねていくと
少しずつ「自分にとっての物事の判断基準」がはっきりしてきます。
心地よく感じるインテリアのテイスト。
心地よく感じる洋服のテイスト。
心地よく感じるモノの総量。
心地よく感じるモノの配置。
そうして、ある程度、家の中が「心地よい状況」で整ってくると、
より早く正確に、心地よいモノやコトを「取捨選択」できるようになってきます。
定期的にやって来るセールの情報も、
さまざまなイベントのお誘いも、
店頭にずらりと並ぶ便利グッズの類も、
「取り入れるor取り入れない」を素早く判断して、不要なものはスルーすることができるようになってきます。
「心地よいものを、自分で選び取る」というクセがつく。
片付けの効用は偉大です。
寝る前のリビングリセットも、「取捨選択の訓練」の一つと思えば楽しめるかも。
心地よいモノを、自分で選ぼう。
そんな、金曜日の夜。