収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

コスパのいい服=「着用単価」の低い服。5184円のカットソーを69日間、着たら…

ぜんぜん雪が積もらないまま春を迎えそうです。

春物の洋服が気になる季節になってきました。

トレンド満載のファッション誌に触発されてお買い物に繰り出す前に

「クローゼット」の棚卸をしましょう、そうしましょう。

 

ゆたたんがライフワークのように記録している

「被服日記」

消費税が5%から8%に引き上げられた、

2014年4月から続けている、

「その日に着用した洋服をただひたすらマンスリー手帳に記入していく」

というものです。

 

「被服ノート」に関する過去記事は、こちら

yuringo738.hatenablog.com

 

アイテムごとの着用回数を毎月集計し、

「購入単価」「着用回数」で割り、

1回の着用にいくらかかっているかを示す「着用単価」を、求めます。

 

春服の購入計画を立てる前に、2020年1月までの

アイテムごとの「着用単価」を、エクセルで整理しました

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現在、手持ちの洋服は「全部で43着」

 

43着ごとの「着用単価」を、

価格の低い順から並べて替えてみると・・・

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ゆたたん的モノサシでは、

コスパのいい服」=「着用単価の低い服」。

着用単価の低い、現時点でのコスパのいい服」トップ3は、

この3着。

くしくも、ぜんぶボーダーのカットソー でしたっ!

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①黒×白の半袖カットソー(BOSCH) ※写真右

購入価格:5184円   累計の着用回数:69回

着用単価 =購入価格÷着用回数= 約75円

 

②黒×ラメの長袖カットソー(トゥモローランド) ※写真真ん中

購入価格:7350円   累計の着用回数:96回

着用単価 = 約76円

 

③黒×白の長袖カットソー(トゥモローランド) ※写真左

購入価格:6600円   累計の着用回数:54回

着用単価 = 約122円

 

一番着用単価の低い、①のカットソー。

デザインも色もシンプルなので、着まわしやすいのも

着用回数が伸びたポイント。

洗濯を繰り返しても、襟ぐりの「だるだる」も全くなし!

この通り!の丈夫さです。

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低価格でかわいい

「プチプラ服」は根強い人気ですが、

「安い服」=「コスパのいい服」ではない!

ということを、

被服日記をつけていると、体感できます

 

もちろん、

流行に合わせて、旬の洋服を安く手に入れる、という意味では

プチプラの洋服を上手に取り入れてコーディネートすることは

おしゃれのテクニックだと思います。

 

ただ、

洋服も資源。

特に、流行り廃りの少ないベーシックなアイテムを買うときは

「着用単価」を一つの基準に

「買うか、買わないか」を考えてみてはいかがでしょうか。

 

例えば、

5000円のカットソーを70回着続けるのと、

1500円のカットソーを10回着て、手放すのでは、

購入価格が安いにもかかわらず、1500円のもののほうが

「着用単価」は2倍以上高い、という事象も発生します。

 

そして、

被服日記をつけて「着用単価」を考えながらクローゼットと向き合っていると

不思議と「自分が今、着たい服」「つい手に取ってしまう服」が

はっきりしてくる。

 

今回も、エクセルで「着用単価のランキング」を計算してみたことで、

「お気に入りの服」がはっきりした一方、

「最近、あまり手に取っていない服」も、見えてきました。

これらの洋服については、

春服を購入する前に、手放すかどうかの判断をしていくつもりです。

 

コスパのいい服」は、決して「安い服」のことではない。

たくさん着て、たくさんの思い出を一緒につくってくれた洋服は、

自分の人生の一部分を彩ってくれた、大事な友達のようなもの。

手放したあとも、見えない何かを、私の中に残してくれる。

そんな服を選んでいきたいし、

そんな服だけが並んだクローゼットとともに生きていきたい。

 

たくさん持つ必要はない。

本当に愛せる服だけを、選んでいきたい。