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予防できるのか「中年の危機」

「幸福感」は、加齢とともにU字カーブを描くのだとか。

「あー、めっちゃ幸せ!」みたいな、若年期に抱いた弾けるような多幸感は年齢を重ねるにつれ減退していき、47〜48歳で幸福感は「底」をつくそう。そして最低値を打った後は、再び年齢とともに上向きになっていくー。

 

30代後半から40代後半にかけての、この「加齢に伴う幸福感の減退」こそが、数年前から注目を集めるようになった「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」の正体とも言われています。

ミッドライフ・クライシスとは、人生の折り返し地点に差し掛かり、これまでのキャリアやライフイベントを振り返って自信が揺らいだり「このままでいいのか」と焦燥感が募ったりする心理状態のこと。女性の場合は特にホルモンの影響も受けやすく、心身に不調を感じやすい時期に重なります。

 

不肖アタイ、いま41歳になったばかり。ひとまずは呑気に昼寝を嗜んでいる我が身にも、数年以内に「幸福感の底」がやってくる予兆があります。社会的肉体的精神的な要素が複雑に絡み合った、中年の危機。加齢は避けられないので、不調が最小限に抑えられるよう早めに準備をしなくちゃと考え始めました。

 

心身の不調は治療より予防。近い未来にやってくるであろう危機に備えて、精神に保険をかけておきましょう。

情報の宝庫インターネットを探ってみたところ、ミッドライフ・クライシスを乗り切る策の一つとして「新しい趣味を始めること」が挙げられていました。

career-research.mynavi.jp

人生に煮詰まる前に、新しい世界に触手を広げて精神の懐を豊かにしておくことが「中年の危機」の深みにハマらない予防策になるのかも。そんな期待を込めて、新しい趣味への扉を開くことにしました。

春から月1回、カルチャースクールでテーブル茶道を習い始めていましたが、このほどきちんと先生に師事してお稽古に通うことを決めました。

お茶への興味関心の経緯は今年1月の過去記事をご参照ください▽

yuringo738.hatenablog.com

カルチャーのお稽古は気軽なものでしたが、本格的に茶道教室に通うとなればネイルを外さなくてはいけません。先ごろ、15年近く続けていたジェルネイルをオフしました▽

ジェルの層がなくなっただけで、なんだか指先が軽い…っていうかスースーして心許ない…

ジェルネイルは生活の一部で、1年前には「白髪になっても爪をピンク色に塗ってる愉快なばーちゃんでいる!」と意気込んでいたほど。ネイルを外す日がやって来るとは思いもしませんでした▽

yuringo738.hatenablog.com

そして数十年ぶりに、マニキュアを買いました▽

ジェルを外して薄くなった爪に、不器用ながらも自分で粛々と塗っています。お稽古の日には除光液でオフ。

40代からのまるきり新しい趣味スタートですが、細々とでも楽しく続けていけたらと思っています。長く続けられる趣味と教養が、「中年の危機」の予防につながると信じて…

 

明日も愉快な人生をー

と、いつまでも呑気に呟いていたい気分のミッドライフな日々。

皆さんも呑気第一で乗り切ってまいりましょう。