収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

「捨てる自由」を維持するための、経済的自立とライスワークについて。

収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です

 

社会人生活も18年目となりました。概ね楽しく会社員やってます。

アタイにとって、労働は「自己実現の手段」でも「社会貢献の手段」でもありません。

かといって、単に最低限の衣食住を確保することだけを目指して働いているわけではありません。

働いて賃金を得ることは、「捨てる自由」のある生活を維持するための手段 です。

 

「捨てる自由」とは、つまり住環境を自分の好きなように選び取る自由です。

破損して使えなくなったモノ、生活スタイルに合わなくなったモノを自分自身の判断で処分する自由。そして、ほしいと思ったモノを収入の範囲内で自由に選び、生活に取り入れる自由。

 

自分自身の判断とタイミングで「捨てられる」こと、そして必要だと思ったモノを手に入れること。これらのことは、経済的な自立があって初めて達成できること。

もちろん大きな買い物をする際は、生活を共にする家族との相談及び理解が欠かせません。

子供たちの教育に関わる支出は、夫との意見のすり合わせも必要です。

 

でも、いざとなったら「自分と子供2人の生活を、自分ひとりの収入で支えることができる状況」を手にしていることは、精神的に「自由」でいるための大きな要素になっています。

 

モノに溢れた家で育ち、友達の家と比べて「自分の家は尋常でなく散らかっている」ことを自覚した小学2年のあの日から、私は早く自立して、「捨てる自由」を手に入れたいと渇望するようになりました▽

yuringo738.hatenablog.com

お目汚しで失礼しますが、実家の台所の一部です▽

使い終わった割り箸も洗って保管し続けるので、家にある全ての箸をカウントしたら2千膳くらいあると思います。本当に。

散らかった家が苦痛でも、家計を支えているのは両親です。自立していない子供時代は、彼らの庇護の元で「彼らが良しとする生活スタイル」に合わせて暮らすほかはありませんでした。どんなに不要に思えるモノも、両親の許可なく勝手に捨てることは叶いません。

私は「不要なモノを自由に捨てられる状態」を手に入れるために、1日も早く自立して家を出たかった。

 

社会人として働いていれば、しんどいことや辛いことや理不尽なことは日々、バッタの大群のように襲ってきますが、それは対価をいただいているのだから当然のことです。それと引き換えに「暮らしを選ぶ自由」を得ています。

 

親でも配偶者でも、誰かに経済的に依存した状態では「不要になったモノ」を自由に捨てたり、「より快適な暮らしに近づくために必要なモノ」を自由に買うことはできません。

いざとなれば、生活を別にしても自立して生きていける。だけど、一緒にいた方が楽しいから一緒にいる。自由に捨てて、自由に買う。健全な関係を保つために、経済的にも精神的にも自立することが最重要です。

過去記事もご参照ください▽

yuringo738.hatenablog.com

もう着ない服はバンバン捨てて、収入の範囲内で好きな服を買い足したい。

「捨てる自由」を維持するために、アタイは粛々とライスワークに勤しみます。

 

明日も愉快な人生を〜