収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

住んではいけない場所

懐かしのJホラーみたいなタイトルつけてすみません。収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

ここ数日の間に、身近で気になる事故が立て続けに発生しました。

一つは、80代女性が運転する系乗用車が線路内に間違って進入・走行し、そのまま立ち往生してしまったという事故。二つ目は、70代男性の運転する乗用車が踏切から線路内に侵入し、列車と正面衝突する事故です。

いずれも高齢ドライバーによる線路への誤進入。幸いにも、どちらの事故でも大怪我をしたり亡くなったりした方はいませんでした。ですが、列車の運休・遅れなど甚大な影響が発生しています。

車社会の地方都市。バス路線が縮小される中、特に夜間帯の移動に車が欠かせないのは理解できます。が、高齢者の運転ミスによる重大な事故が身近で立て続けに発生すると、やはり体力と判断能力があるうちに、きちんと「住む場所」を選ぶ必要があると改めて感じました。

「車がないと移動できない不便な場所」には、高齢者は住むべきではない。それが私の考えです。

不便であっても住み慣れた場所で暮らし続けたい気持ちは分かります。

でも、人口減少が進み、労働力不足が決定的な日本では、高齢者にとって特に重要なインフラである「病院」の集約が進んでいます。人家もまばらな中山間地では、救急車を呼んだとしても搬送まで時間がかかります。命を守るためにも、車がなくても生活が維持できる程度の「まちなか」への高齢者の移住が、これからは必要になってくると感じています。

いざ年を重ねてしまってからでは遅いので、やはりまだ体力もある60歳ごろまでに、移住も視野に「老年期の住まい」をじっくりと考えないといけません。

住宅選びや新しい場所でのコミュニティづくりなど、「高齢者のまちなかへの移住支援サービス」のような業態も、需要が増えてくるのではないでしょうか。

 

人口減社会と「住まい」の在り方についての私の考えは、過去記事もご参照ください▽

yuringo738.hatenablog.com

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縮む日本で豊かに生きるために、家の中も「住む場所」も、ミニマルに効率的に、「集約」していくことが大事と思うの。

 

明日も愉快な人生を〜