「朝5時起き」の習慣化に努める収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。出勤前のルーティンは朝ドラのリアルタイム視聴だよ。
「らんまん」見てる?見てますか?みなさん。
先週末からのテーマは「男の嫉妬」ですよ。
万太郎の書いたムジナモ発見の論文に激怒した田邊は、大学への出入りを禁じ、さらに土佐植物目録と標本500点を大学に寄贈するよう命じる。万太郎は急いで論文を書き直したが、田邊の気持ちは変わらなかった。(公式サイト・あらすじより)
詳しくは公式サイトをご覧ください▽
学歴も肩書も人脈も「持っている側」の人間であるはずの田邊教授が、「何も持たない」けれどもその才能と情熱で植物に愛され、他者にも慕われる万太郎に抱く嫉妬。そこには羨望や恐れ、期待といった感情も混じっている。
万太郎を大学から追放した田邊に「そんな…大人気ないよォ…」と呟きたくなるけれど、きっと社会ってそんなもん。万太郎の天真爛漫さが、プライドの高い田邊教授の嫉妬心と怒りを煽っていく描写がリアルすぎる。
万太郎〜…もっと教授の機嫌を損ねないやり方で上手にやっとけよ〜…とも思う。
一方で、田邊教授に共感する視聴者も多いのではなかろうか。
「嫉妬」を心の中に住まわせたまま生きるのって苦しいよ。
田邊教授の心中を想像すると、私も胸が締め付けられます。
朝ドラを見ながら「嫉妬との上手な付き合い方」について考えている、今日このごろ。
不要なモノをごみ袋に詰めて捨てるみたいに、不要な感情もさっさと手放せたら楽なのにと思うけれど、人間はそんなに単純じゃないよネ。
そして、万太郎のように「他者の嫉妬」に無関心だと、自分にも不利益が及んで生きにくくなっていく。
自分の嫉妬心をコントロールしながら、「他者の嫉妬」のベクトルを意識して動くことも大事だナ。朝ドラはとっても勉強になる。
それでも、できれば嫉妬する側より嫉妬される側、悪口を言うより言われる側の人生が楽しそうだな▽
田邊教授を演じる要潤の、嫉妬と諦めが混じった表情が素晴らしかった。
彼は決して「悪人」じゃない。
明日も愉快な人生を〜