いまだにイマイチ、「捨て時」が判別しにくいものの一つが
「マスカラ」です。
固体とも液体とも断言できない、絶妙なテクスチャー。
で、あるが故に、「そろそろ寿命かな?」と思っても、ブラシをまつげにこすりつければ「何となく」「いつまでも」、カスカスとした質感のマスカラ液がまつ毛を太く長く見せてくれるので、「まだもうちょっと使える?」と、いつまでも古参の1本がメイクボックスの中に鎮座する羽目に。
私のマスカラ(ETOVOSの黒)、気づいたらもう半年近くも使っていたよ。
↑使い始めの日に、小さいテープに日付を書いて張っておく習性がある。
基本、仕事の日も休みの日も、毎日マスカラは塗っているので、
半年間も使っていればそれはもう「寿命を全うした」ことになるのでしょうけれども、
実際に封を開けた日のつやつやとしたマスカラ液の質感とは明らかに違うカスカスマットな着け心地に心もとなさも感じる今日この頃なのですが、それでもブラシにはいくばくかのマスカラ液がからめとられて出てくるし、まつげは何となく「化粧した感じ」に仕上がるし、捨て時がつかめない。
まだイケる? 感じが、後ろ髪をひかれるようで。
実はもう、「次のマスカラ」はLOFTに行った時に購入済なんよ。
デジャビュのお湯落ちマスカラ。(左側)
パッケージも外して、もういつでも使える状態になってメイクボックスの中でスタンバイしている。だけど、古いETVOSを、はや2週間以上、ずるずると使い続けている。
なんだろう、この感じ。
二股かけてる、この感じ(違う)。
わかってる。
わかってるのよ。
新しいマスカラをひとたび使えば、
半年前のモノとは明らかに違う艶々長々ボリューミィなまつ毛に仕上がることは。
だけど、だけどさ。
「あと、もう一回だけ・・・・」と、毎朝、つい、古い「あの子」を手に取ってしまうのはなぜだろう。
決めなければいけないのは、わかっている。
別れの時は、もうすぐそこに来ている。
決断しなければ。
明日こそ、、、
メイクの仕上げにETVOSを軽く塗って、それでおしまいにしよう。
「捨て時」が分からない物にこそ、自分で「線」を引かなければ。
そんな決意をする日曜日の午後。