収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

「古着deワクチン」で体操着など39点を手放す。捨てることの罪悪感を下げてくれるサービス。

子供の春休みがスタート。小さくなった体操着や運動靴を買い換えて新学期の準備を進めています。サイズアウトしたとはいえ、まだまだきれいで十分に使えそうな衣類。

数年前から気になっていた、「あるサービス」を初めて利用し、手放すことにしました。

 

 

そのサービスとは「古着deワクチン」

一体、どんなサービスかって?

公式サイトによると、

「不要な衣類やバッグを送ることで、世界の子供にワクチンを送るサービス」

日本リユースシステム、リクルートマーケティングパートナーズ、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」が共同運営しているようです。

 

いまは会員をやめてしまいましたが、「ライフオーガナイザー」の資格を取った際に講師の方が「お片付けで出てきた不用品を手放す時の方法の一つ」として、このサービスの紹介をしていて、気になっていました。

 

いつもは不要な服は「セカンドストリート」もしくは「オフハウス」へ持ち込みます(時間というコストが膨大にかかるため、私は基本的にメルカリは使いません)。

ただ、今回は子供たちの「体操着=名前が記入されている服」が含まれているので、リサイクルショップでは引き取ってもらえない。

 

満を持して「古着deワクチン」を申し込むことにしました。

 

さて、この「古着deワクチン」。利用方法は?

まず、公式サイトから「専用回収キット」を申し込みます。

税込み3300円(送料無料)。

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一週間ほどで、ポストに「専用回収キット」が届きました。

・衣類を詰める回収袋(小さく折りたたまれています)

・着払い伝票

・協賛企業のクーポン、キットの使い方案内などの書類

 が、入っていました。

 

いざ、梱包! 

回収袋は紙製で、広げるとかなり大きくなります。

たっぷり詰めると、なんと20キロ近くの衣類が入るっぽい。

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大きさを分かりやすく表現しようと左下に娘の水筒を置いてみましたが、

よく分かりませんね。まあとにかく広げるとすっごく大きいよってことざます。

 

案内書には「移動させるのが大変になるので、玄関で詰めることをおすすめします」とある…。

私もおとなしく忠告に従い、玄関先で詰めました。

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紙製だけど、破けたりしない?と心配になりますが、

かなり丈夫なクラフト紙を使って接着剤で補強されているので、多少雨に濡れても大丈夫みたいです。安心して送ることができます。

 

袋の口を閉じたら、着払い伝票を張って集荷依頼専用ダイヤルに電話。

集荷は佐川急便です。玄関で引き渡して作業完了。

 

「古着deワクチン」を試してみて良かった点は、まず「送ることができる品」の幅が広い点です。当初の目的だった「名前が付いた古い体操着」のほか、子供の運動靴、セカンドストリートでは着用感があるため引き取ってもらえなかったズボン(汚れや破損などはなし)もOK。

今回、手放した衣類は計39点。

(内訳は、子供の普段着22着・学校の体操着4着・大人の服3着・ベルト、帽子、マフラー各1点・靴7足)

公式サイトによると、回収袋に入れていいもの・ダメなもののリストは以下のようになっています。

 

【古着deワクチン・入れていいもの】

衣類、バッグ、靴、帽子、ベルト、サングラス、未使用の贈答品のタオル、アクセサリー、ネクタイ、マフラー、ストール、スカーフ

※着物、作業着、スキーウエア、ベビー服もOK

※名前や会社のロゴが刺繍されたり書かれたりしていてもOK

・ランドセルやスーツケースもOK

・靴はブーツ、長靴、サンダル、上履きもOK

(サイズアウトした上履きを引き取ってもらえるのは嬉しい!)

 

【古着deワクチン・ダメなもの】

使用済みの寝具、タオル、下着、靴下やタイツ、シミ・汚れ・破損のひどいもの

※度の入った眼鏡や老眼鏡もNG

 

ちなみにヌイグルミも回収対象外みたいですね・・・家に子供が小さいころに集めたものがたくさんあるので、これも引き取ってもらえたら大変助かるところなのですが、仕方ないですね。

 

そして、「古着deワクチン」を利用して良かったと感じた点は、もう一つ。

「もう使わないモノ」を、罪悪感なく手放すことができました。

そもそも、このサービス。「不用品を売って(微々たる)お金を得る」ためのサービスではなく、「自分がお金を払って、不用品を寄付する」サービスです。

上記にもありますが、回収キットは販売サイトから3300円を支払って購入します。

なので、金銭面で「お得かどうか」は、個人の価値観に左右されると思います。

手間をかけてメルカリで売れば多少の利益になるかもしれないし、有料ごみ袋に詰めて捨てれば100円くらいで手放せると思うし。

そんな中でも、こういう「お金を払って不用品を手放すサービス」が市場に出てくる背景には「捨てることの罪悪感を軽減してくれる」という精神的なメリットが含まれているからだと感じています。

 

以下はキットに同封されていた案内書からの抜粋ですが・・・

「古着deワクチン」を注文すると、購入1口につき5人分のポリオワクチン代が認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会」(JCV)に寄付されます。JCVを通じて、ミャンマーラオスブータンなどの開発途上国にワクチンが届けられるそうです。

そして、私が注文した「専用回収キット」。着払い伝票やクーポンなどの封入作業は、国内の福祉作業所で行われているそう。障がい者の雇用にもつながっているようです。

 

そして、送った衣類は開発途上国で選別されます。

この作業によって、現地での雇用を生み出しているとのこと。

選別された古着は現地で安く販売されます。ここでも雇用が促進されているそう。

日本から届く洋服はまだ十分着られるうえに、上質。それが安価で購入できるということで、喜ばれているようです。

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「古着deワクチン」の回収袋には、こんなロゴ&キャッチコピーが。

子どもたちの笑顔をつくる こんな素敵な出来事が、今ここからはじまる

 

いいじゃん。

3300円を払って、罪悪感なく「まだ使えるモノ」を手放す。

「子ども」「雇用」「エコ」につながる、お片付け。

そんなキーワードを全面に出してもらえると、「捨てる」ことのハードルが下がる。

まさに「捨てることの罪悪感を下げてくれるサービス」です。

 

「古着deワクチン」の公式サイトはこちら→

 

「まだ着られるけれど、もう着ないだろう服が手放せないため押し入れがカオス状態」といった衣類の処遇にお困りの方には、一度試してみる価値があるかもしれません。