収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

エコと片付けの葛藤:社名入りタオルの価値を問う

日本粗品撲滅委員会の会長やってます、収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

帰宅したら郵便受けにインされていたよ。「粗品」と書かれた熨斗が付いた社名入りタオル。

 

「ご愛顧に感謝」の気持ちを伝えるための、儀礼的な「ご挨拶の品」なのですよね。

分かります、分かりますとも。お気持ちは伝わります。が!

会長の立場としては、この「粗品」に代表される自分の意思とは関係なしに家の中に入ってくる「無料の品物」こそが、幾度の片付けブームを経ても「家の中にモノが溢れて困っている人」がいなくならない要因の一つだと考えています。

必要があって買ったわけでもなく、デザインが気に入って選んだわけでもない、他者からの「挨拶の品」としての贈答品、粗品。不思議なことに「無料で手に入れたモノ」って何故か壊れなくて丈夫なので、気づくと数年、数十年も家の中に滞在し続けるのですよね。

 

弊ブログでは、過去幾度となく「粗品」文化への批判を述べてきました▽

yuringo738.hatenablog.com

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令和の時代になっても、挨拶の印として「粗品を配る文化」は思った以上に深く深く日本社会(というか日本の会社)に根を張っているようでございます。油断していると、忘れた頃に郵便受けにインされているのであります。

 

百歩譲って「礼儀を表明する手段」としての粗品なのだと理解しましょう。国家間のプロトコール(国際儀礼)のようなものとして受け止めるよ。顧客との関係を円滑に推進するための潤滑油のような役割を担っているのでしょう。

だけどせめて社名を印字するのはやめようよ。娘の部活用汗拭きタオルに活用することもできないよ。中学生が学校の体育館で、脈絡なくどこぞの会社名が印字されたタオルをぶん回していたら変でしょ。まっさらなタオルをください。社名を印刷するコストも減って双方にメリットがあると思うよ。社名はタオルに巻いた熨斗に書いておけば十分だと思うよ。

 

…などとブツブツ呟いていても届いてしまったものは仕方がないので、タオルという資源を有効活用せねばなりません。タオルに罪はありませんものね。大切に使わせていただきましょう。

 

早速、粗品タオルで家中の床を磨きまくったよ。玄関のたたきも拭き上げて、最後にトイレの床から便器まで隅々を水拭きして、可燃ごみとして処分しました。

粗品の社名入りタオルが届いてしまったら「即日使い切り&手放し」のスタイルで行こうと思う。

でもほんとに、「ご挨拶の品」として社名入りタオルを配る風習はそろそろ無くなっても良いと思うのです。エコの時代だし。

 

今日も愉快な人生を〜。

 

※今回、はてなブログのAIさんによる、効果的なブログタイトル考案という新機能を早速試してみました。「社名入りタオルの価値を問う」とか楽しい感じでタイトルを考えてくれるAIさん、今後は積極的にお世話になりたいと思います。