収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です
昨日、美容室の帰り道に買ったオレンジ色のダリア
玄関に飾りました
使ったのはD-BROS(ディーブロス)のフラワーベース。
ポリ素材のバッグに水を入れ、立体にして使うタイプの花器です。
使わない時は折りたためるので保管場所を取らないし、口が細めなので背の高い花を1本飾るのにちょうど良いサイズ感。シュッと真っ直ぐ伸びた、ダリアの茎の直線美が楽しめます
近所の花屋では、私が訪れるタイミングの問題もあるのかも知れませんが、あまりダリアを見かけません。
ダリアは、随分前に亡くなった母方の祖父が好きだった花。
店頭に並んでいる時は、必ず1本入れてもらっています。
シベリア抑留を生き延びて、森村誠一氏の「悪魔の飽食」を熟読し、煙草のヤニで壁も天井も黄色く濁った部屋で暮らしていた祖父。室内にオシャレな要素はゼロ。だけど、庭でダリアを育てていて、それをみかんの空き缶に挿して飾っていました。オシャレではない、祖父母の普通の生活が詰まった家に遊びに行くのが好きでした。
私の「暮らし観」に影響を与えた母方の祖父母の「オシャレじゃない部屋」の話は過去記事もご参照ください▽
花屋でダリアを見つけると祖父を思い出すように、「唯一無二の記憶」と結び付いて、個人的に価値を持つ対象ってありますね。
それは、もう会えない人が好きだった花だったり、本だったり、音楽だったり、お酒だったりする。
街角で不意にそんな対象に「再会」すると、なんだかちょっと温かい気持ちになりますね。
明日も愉快な人生を〜