収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

「自己満足のアドバイス」の罠。

「自己満足の善意」って本当に危険だと思う。収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

先日、初対面のメンバーを含む飲み会の席で「求められていないアドバイスを連発するおじさん(推定50代)」に遭遇してしまいました。

彼は、会に参加していた20代の若手メンバーに対して自分が若かったころの業界の話や自分の仕事のスタイルについて一方的に持論を展開し、「仕事の仕方」をアドバイスし始めました。

 

若手メンバーは、突然始まった50代男性の「自己陶酔型アドバイス」に困惑しながらも、場の空気を読んで静かに聴いていました。だけど当然、求めてもいないアドバイスを聴かされた若手からは、それ以上のリアクション(「へ~!面白いです!」とか「もっと聴きたい!」といった前向きな反応)はありません。後輩たちからの好意的な反応を期待していたと思われるおじさんは、予想していたリアクションがないものだから、不思議そうな顔をして話を打ち切っていました…。

 

いやー、きついなぁ。

 

相手から求められていないアドバイスは、相手にとって不要なモノを一方的に押し付けるようなモノ。「与える側」は善意なのかも知れないけれど、受け取る側にとっては「迷惑」になってしまう。

まるで、店舗の窓口で渡させる企業のロゴ入りの「粗品」のように…。

自分が相応に年を重ねた事実と、価値観が秒速で変化している現状をきちんと認識して、「先輩」という立場に乗っかっただけの「求められていないアドバイス」をところかまわず吐くことは、厳に慎みたいものです。

アドバイスって、自己満足の善意に陥りがち。だからこそ、自戒を込めて。

 

求められていない「粗品」についての懐疑的な見方は過去記事に詳しく▽

yuringo738.hatenablog.com

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明日も愉快な人生を~。