いくら仕事着が「オフィスカジュアル化」してても、さすがにフード付きのパーカを着て出勤するわけにはいかないのであります。
会社員の私、1週間のうち5日間は、ほぼ仕事をして過ごしています。
着ているのは、ジャケット、シンプルなインナー、センタープレスのパンツなど「お仕事対応」の洋服。
つまり、手持ちの洋服の「7分の5」(1週間のうち、5日間)は、お仕事対応の服である必然性があります。
逆をいうと、「休日に着る服」は、7分の2(土曜と日曜の分)でじゅうぶん、まかなえる。
そんな風に考えると、4枚も5枚も、同じようなフード付きパーカを持つ必要は全くないのですね。1枚で、十分。下に着るインナー(秋冬はヒートテック、春夏はブラトップ)を替えれば、土日どっちも同じパーカを着たって無問題。
現在、私の手持ちのパーカは、この1枚。色はネイビー。
カレーライスの刺しゅう入りです。
ラブフォーエヴァー。
この脈絡の無さがなんともいえず好き。
たくさん持たない。お気に入りの1枚を、とことん何度も何度も着て着て着まくる。飽きるまで。買ってすぐに、「スタメン」として活躍させる。
クローゼットのなかで死蔵させたり、しない。
「普段着」だからこそ、「普段の私」が着ていて楽で、愉快な気持ちでいられる服を、選びたい。
休日に着る服は、クローゼット全体の「7分の2」で十分。
だからこそ、本当に気に入った服を、少しだけ。
カレーライスの刺しゅう入りパーカを、36歳が喜んで着ていたっていーじゃない。
休みの日だもん。好きな服きて、息を吸おう。