収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

「美しい無駄」を、愛していたい。

「美しい無駄」を、愛したい。

人類の発展の歴史は、美しい無駄を追求してきた軌跡だと思うから。

そんなことを考えながら、お伊勢丹アイキャッチーなお紅茶を購入いたしましたのことよ。

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お紅茶にぷかぷか浮かべていただく、果物のシロップ漬けなんかも買ってしまってね、楽しいね。こういう買い物は好きよ私。エコバッグじゃなくて、ちゃんとアフタヌーンティーの青緑(色名が形容しがたい)の紙袋に入れてもらってね。

買い物ってさ。わくわくするよね。自分のためにお金を使うって、すごく気持ちがいいよね。


わたし

節約とか資産運用とかギリギリやるの向いてないんですわ。

もちろん適度に投資信託してますけれども

500円玉貯金は真面目に続けてますけれども

欲望を抑えてまでの節約には興味なし。

ってか、何のために節約するの? っていう目的を持たない節約(もしくは貯金、もしくは資産運用)を続けるモチベーションがない。

日々、働いて得られる糧は、愉快な物事のために使いたいのよ。

それは見た目麗しい紅茶であったり、ちゃんとしたビール(糖質オフとかじゃないやつ)だったり、価値観変えてくれるくらいの映画だったり本だったり、娘と一緒に食べるパンケーキだったり、台所に飾るための小さいブーケだったり、する。

 

そんな「無駄」を、愛していたい。

だって人生は有限だし、理不尽な事故や事件や、予期しない病気は明日にも自分の身に降りかかるかもしれない。命は明日、尽きるかもしれないから、私は今日の私を楽しませていたい。

老後にお金が足りなくなるかもしれない心配を今、しすぎないことも大事だと思うの。自分に「老後」があるとは限らないから、適度に未来に備えつつ、ちゃんと今の楽しさを大事にしたいの。

 

 

さて、

伊勢丹でのチャーミングな買い物を楽しんだところで、

生活を回すための「必需品」を調達しに、近所のドラッグストアへGO。

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マスク、歯磨き粉、歯間ブラシ、台所用洗剤(特大)、トイレクイックル

アイボン(の類似品)、コンタクト洗浄液、ティッシュ

まごうことなき「必要」な、モノたち。

この品物たちが、がっちりと生活の土台を支えてくれている。

消耗品だから、使って、使い切って、そしてまた買い足していく。

こうした「必要」で「緊急」な品物は、もちろん生活に欠かせない。

 

モノにはきちんと役割がある。

生活必需品としてのモノと、「美しい無駄」であるモノには、それぞれ違う役割がある。

 

わたしたちが減らすべきなのは、「美しくない、無駄」。

例えば、欲しくもない粗品だとか、景品。賞味期限が切れた食品。ほこりをかぶった記念品。

 

生活を支えてくれる必需品や消耗品に感謝しつつ、私は所得の許す範囲で美しい無駄を愛していたい。

がらーんとした部屋で飲む水出しアイスティー、最高ずら。

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そんな感じ。