収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です
アラフォーのミニマルクローゼットを影に日向に支えてくれる、私の数年来の最愛ブランドといえば「SOEJU(ソージュ)」
トップス、パンツ、スカート、ジャケット、ワンピース、コートなど着こなしの土台となるシンプルな「大人の定番アイテム」が適正価格で揃い、サイズ展開も豊富。「着るものに迷ったら、とりあえずソージュ」で洋服を選べば失敗はありません。仕事着にも休日にも旅行にも着ていける汎用性の高さもポイント。そして、「定番品のセールをしない」点も大きな特徴で、「薄利多売」の従来のアパレルとは一線を画する、粋さが詰まったブランドです▽
非常に雑駁な言い方をさせていただくと、洗練されたシンプルデザインと素材の上質さ、サイズ展開の豊富さはいわば「高級路線のユニクロ」。加齢に伴う「洋服迷子」に陥ってる方は、一度クローゼットの中身を全部捨てて、ソージュに総入れ替えするのも一案かもしれません。
さて、かように私が愛を注ぎまくっているソージュ様ですが、実店舗はないようです(※)。
百貨店に期間限定で出店することもあるみたいですが、基本はオンラインショップでの購入がルート。本家のユニクロのように「国民服」の地位を築くのは難しいでしょう。「いつでも、どこでも、誰でも」買える服ではないから。
(※東京・代官山に試着ができるフィッティングルーム有り。試着後の購入はオンラインショップから行う)
裏を返せば、シンプルなデザインながらもメジャー過ぎないので「ユニクロ被り」のような事態は起こりにくいという安心さもあります。
そんな感じで、ブログで時々ソージュの素敵さを叫びながら淡々と日々を過ごしてきたアタイ。
…なのです、が!!
このほど、人生で初めて「ソージュ被り」なる事態に遭遇しました。
先日、県外で開かれた他地域の同業者との交流会。
たまたま名刺交換をさせていただいた、同年代くらいの女性の服装に目が釘付けになりました。
絶妙な太さのリブが入ったカーディガン…首元のカッティングが美しいカットソー…流れるようなドレープのワイドパンツ…全部、ソージュのアイテムではありませんか!
「この方のお召し物、絶対にソージュだよね…」
自分自身が毎日、ソージュの服を着ているので、目の前の女性が身につけている素材の質感とデザイン、そして絶妙な色合いと美しいパンツのラインを見てすぐに確信を持ちました。
私も、この日はもちろんソージュのトップス(ショートスリーブコクーンブラウス)を着ていました。
ですが、急に「その服ってソージュですよね!私も大好きなんです!!」などと距離感を詰めるのは不審者度が高めの行動。奥ゆかしを是として生きるアタイには、そんなの難易度高めの行動。先方も困惑するに違いないし、「絶対にソージュ」と確信してはいるもののブランドロゴが印字されているわけではないので、一億万が一にもソージュでなかった場合に不審者度はさらに高まります。リスクを取って声を掛けるべき!?
そんなこんなで気もそぞろなまま、会場での研修を終了。「全身ソージュを着ているってことは、かなりのソージュファンとみた…」「クローゼットの中身を語り合いたい…」「なんならソージュの素敵さについて小一時間語り合いたい…」等々と勝手に妄想を膨らませていました。
小柄でショートカット、クールな印象の彼女の佇まいに、ソージュの上品な雰囲気がぴったりで「着る人によって印象が変わる、そしてどんな印象の人にも寄り添える」ソージュの服の懐の深さも再認識。
こんな思いを抱えたままオメオメと去ることはできません。研修後の懇親会で、「不躾ですが、もしかしたらソージュのお洋服がお好きですか…?」と思い切って声をかけてみました。
不審者認定を恐れながらの行動でしたが、彼女は明るく「そうです、そうです!」と答えてくれました。
私と同様に地方在住の女性で、地元で購入できるブランドが限られるため、仕事着はほぼソージュの洋服をオンラインで購入して揃えているとのこと。偶然に出会った方と、図らずもソージュトークができるなんて!「ソージュ愛好家」に出会えて、思いがけず嬉しい出張となりました。
時のサッと着られてそれなりに上品見えして、家で洗えて丈夫で着回しが簡単。こんなに便利なブランドって他に思いつきません。
アラフォー以上の女子たちは、「洋服迷子の状態に陥ったら、とりあえずソージュ」と心のノートに書き留めておいて欲しいよ。
そして、各地で「ソージュ被り」が頻発するくらいの国民服に上り詰めて欲しいよ。
明日も愉快な人生を〜