収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

捨ててください、お母さん。

必要十分な「鍋の数」を考えてみたいと思う。収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

昨日は「モノで溢れた実家」に溜め込まれた無数の「鍋」についての苦しい思いを吐露してしまいました…▽

yuringo738.hatenablog.com

異なる価値観を持つ他者(両親)の暮らしについて、離れて暮らす自分があれこれ思いを巡らせても何一つ解決しない。それは分かっているのですが、何かできることはないものか。

近い将来、両親が「片付けを手伝って」と私を頼ってくることがあるかもしれない。

そんな日を想定しながら、今の自分ができることとして、自分なりの「片付けのセオリー」をまとめておこうと考えました。

ちなみに、私が心を痛めている「実家の鍋」はこのような状態です。

モノクロ補正をしています。

台所の床に積み上げられた鍋、鍋、鍋。これはまだ一部で、台所の押し入れスペースや調理台にもまだまだ大量の鍋類が鎮座しています。

 

一方、そんな「モノの多い家」で生まれ育った私が今現在、所持している鍋の数は「計5点」です。

内訳は、ル・クルーゼの鍋が2点、フライパン(レミパン)、卵焼き器、琺瑯の両手鍋。

毎日の味噌汁からお弁当作りまで、家族4人の暮らしを維持するには十分な数です。

我が家の鍋事情については過去記事もご参照ください▽

yuringo738.hatenablog.com

「鍋の必要量」は各家庭のライフスタイルや家族構成によって異なります。

私は自宅で天ぷらなどの揚げ物系の調理を全くしないので、天ぷら鍋(中華鍋)を持っていませんが、頻繁に揚げ物を作る家庭なら専用の鍋が必要になるでしょう。お菓子作りが趣味という方なら、ジャムやあんこを煮たりする銅鍋が必要だったり、アウトドア料理が好きな方はグリルパンスキレット、ストウブなど鋳物の鍋が欠かせなかったり。

とはいえ、一般の家庭で10個以上の鍋が必要なケースは稀でしょう。

 

大量の鍋を前にして、まずやることは「使えるモノと使えないモノを分けること」。実家に積み重なった鍋の中には、取手が壊れていたり鍋底に焦げや錆がこびりついていたりと「もう使えないモノ」も多く紛れていました。まず、これらを選別して物理的に使えないと判断したモノを処分します。これで100個→80個に減ると想定します。

 

次に、使えるモノを「使用頻度」で仕分けます。「直近3年間で1回でも使っているモノ」と「過去数年、使った記憶がないモノ」に分けます。後者は処分します。これで80個→30個に激減すると想定します。ここで残った30個は、処分せずに「所持するモノ」として残します。「使えるモノ」を捨てることに強い嫌悪感を抱いている両親なので、使用頻度は低くても実際に使っているモノについては「残す」方向でいきたいと思います。

 

そして、残すと判断した30個を、さらに「使用頻度」で3段階(最高が★★★)に仕分けて収納していきます。

【使用頻度…★★★】

ほぼ毎日使う鍋→1個(味噌汁用の片手鍋、フライパン)

1週間に3、4回使う鍋→3個(煮物用の両手鍋など)

1週間に1回使う鍋→1個(揚げ物用の中華鍋)

→取り出しやすく片付けやすい「ゴールデンゾーン」に配置。

(例)調理台の上の棚

 

【使用頻度…★★☆】

1ヶ月に1回以上使う鍋→5個

→埃や油汚れが付きにくい扉付きの収納に配置。

(例)流し下の収納

 

【使用頻度…★☆☆】

ほとんど使わないが、数年に1回は気が向いて使う鍋(大型の寸胴など)→20個

→日常生活の邪魔にならず、汚れがたまらない場所に保管。

(例)コンロ脇の押し入れスペースや納戸

 

「残す」と判断した30個の鍋を使用頻度で仕分けし、行動動線を踏まえて適切な場所に配置。そして「手放す」と判断した70個の鍋を不燃ごみ袋(有料)に詰め、指定日に収集場所に持っていけば終了です。しかし一度に70個もの鍋を収集所に持っていくのはマナー違反と思われますので、10個くらいずつ7、8回に分けて持っていく必要があるかもしれません。70個の鍋を処分するだけでも数ヶ月単位の時間がかかりそうです。大型の車を借りて一度にゴミセンターに持って行く方が簡単かもしれません。いずれにしても、数十年かけて家の中に堆積した「多すぎるモノ」を片付けるには、途方もない時間と労力がかかることが想定されます。

 

鍋を片付けることを妄想するだけで、この状況です。

想像しただけなのに疲弊してしまいました。

アタイはやっぱり、モノの少ない家を維持して暮らしたいなあ。

実家の妄想お片付けシリーズ、しばらく続けるかもしれません。

いつか実際に片付ける日が来ることを想定して、イメージトレーニングしていこうと思う。

 

明日も愉快な人生を〜。