2013年出版のベストセラー「嫌われる勇気」。
ご存じの通り、「アドラー心理学」の先駆けとなった書籍です。
この本で紹介されていた、
「他者の課題を分離する」というタスクを、私は折に触れて思い出します。
例えば、
子どもが勉強するのか、しないのか。
これは「子どもの課題」であって、「親の課題ではない」っていうやつですね。
いろいろなものに、応用できる物事の考え方で、
つまり人間は「自分の課題」に集中するべきである、という。
職場の近くに新しくオープンしたスタバ。週に1日くらい、出勤前にここで朝ごはん食べてる。
コーヒー飲みながら、ゆっくり考え事したり、新聞読んだり、ぼーっと外を眺めている時間って、大事。
さて「他者の課題の分離」について。
他者の課題に、土足で踏み込まないこと。
その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か? を、考えること。
他者を変えることはできない、というシンプルな事実。
変えられるのは、自分だけ。
考え方を変える? 行動を変える?
なんだかモヤモヤすっきりしないときは、自分以外の「誰かのせい」にしがちだけど、
「自分自身の何かを変えることで解決できる部分」に、フォーカスしてみる。
イヤな出来事は無数にあって、いちいちそれらに腹を立てたり
優しい同僚に愚痴を聞いてもらったり、することは簡単だけれど。
「イヤな出来事」は、ある日突然、前触れもなく、
自分自身の意思とは関係なく降りかかってくるものだから。
「イヤな出来事」に遭遇したときの、物事の捉え方や対処の仕方などなど
「自分の力で、変えられること」に、集中しよう。
嫌われる、とか、気にしない。なかなか難しいけれど。
もっと自分本位でいーんじゃない、と気楽な感じで過ごそう。
喫茶店で静かに過ごす、朝の30分は、「考え方の整理整頓」に最適だったりする。
そんな、火曜日。