クローゼットを快適に保つためのヒントは
「着回しを考えないこと」だと思います。
少ない服で、日々、ストレスなくコーディネートを楽しむ。
そのためには、「あのスカートにも、このパンツにも、何となく合うセーター」を持つのではなく。
「この、白い冬物の膝下スカートに合わせるとめちゃめちゃ可愛い毛足の長いふわふわセーター」を、1枚だけ持っていたほうが、
結果的にストレスなく、装いを楽しむことができると思うのです。
毎日、違うコーディネートで会社に行く必要なんてない。
気に入ったコーデが4、5パターンあれば、
それを順繰り、回していけばいい。
「どんなボトムスにも、何となく合うセーター」、
それって、
つまりは「どんなボトムスと合わせても、めちゃめちゃピッタリとは言えないセーター」なんじゃないのかな?
いま、ゆたたんの手持ちの服は、夏服も冬服も、コートも喪服も含めて計44着。
↓
洋服を買うときは、
「このボトムスに合うセーター」
「このパンツに合うブラウス」
もしくは
「このセーターに合うボトムス」
「このブラウスに合うブラウス」
と、求めるアイテムを明確にしてから店に行くようにしています。
買い物って、洋服にとっての「お見合い」だと思うの。
1枚のブラウスに、ぴったりと寄り添うボトムスを見つけること。
「何となく」どんなボトムスにも合わせられて、
「何となく」なコーデをいくつも組める「無難な」服をたくさん集めるより
「これが私のお気に入り!」と胸を張れる1パターンの組み合わせがあればいい。
「毎日違うコーディネートで会社に行かなくてはいけない」なんていう決まりはない。
「なりたい自分」「自分にとっての心地よさ」を体現できるなら、
ワンパターンだっていいじゃない。
「着回しなんか、考えない」
それが結局、少ない服で装いを楽しむことにつながっていくと思うのです。