家にいる時間が増えて、手付かずだった場所の片付けに取り掛かる人が増えているみたい。まちのゴミ収集所にもたくさんのゴミ袋が積まれているし、粗大ごみの持ち込みも大幅に増えているみたい。
休校中の子供たちにも、ぜひ「お片付け」に挑戦してみてほしいな!
お片付けのスキルは「慣れること」で一生ものになると思うから。
我が家で定期的にやっている作業が、「思い出箱」の見直し。
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小学生2人、それぞれ学校からいろいろなプリントや工作、返却されたテストなどを持って帰ってくる。
確実に今後、必要なものはファイルに入れてリビングに保管。
「いる?」「捨てていい?」…どちらか判別できない物は、
いったん納戸の「思い出箱」へポン!
ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなんかに
まとめて「仕分け」をしています。
「思い出箱」は、なんでもOK。
娘たちは、「無印良品」のラタンかご(大)を「思い出箱」にしています。
遊びで作った折り紙作品や、学童クラブでもらった塗り絵、
友達からの手紙などなど、ジャンルを問わずにとりあえずどんどん、毎日、入れていく。
こういった「捨てるか残すか、仕分けしにくい物」を「とりあえず入れておく」場所を確保することは、とても大事。
とりあえずの居場所を明確にすることで、特にプリントや書類など「紙類」が
リビングのあちこちに「山」となってしまうことを防ぐことができる。
で、時間をおいてもう一度見直すことで
「残すかどうか」をちょっと引いた目線で判断することができる。
そして、この仕分け。
子供たち本人に、やってもらうことがポイント。
親は、できるだけ手出しをしない。
木のうしろに立って、そっと見まもりましょう!
子供たちは、
十分「自分に必要なものかどうか」を見極める力を持っている。
何度も何度も、こうした「選ぶ」「仕分ける」作業を繰り返すことが大事だと思う。
そう、お片付けは「慣れ」!
まずは、
「自分にとっての要不要」を判断する経験を。
お片付けには、特別なスキルは必要ない。
ちょっとしたコツと、経験と、慣れ。
「選ぶ力」を伸ばすのに、お片付けは絶好のチャンスだと思うのです。