秋晴れの日曜日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。
猛暑の日々が去り、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
今日は靴のお手入れデー。
季節の移り変わりを感じつつ、夏物のサンダルを拭いて陰干ししたり秋物のパンプスに防水スプレーをかけたりしました。
我が家のシューズボックスの隣には、生協の宅配箱を入れておく小さな物置があります。
靴の手入れをするついでに、そちらも軽く掃除。すると、奥から出てきたこんなモノ▽
樹脂製のボール。
拭いても土埃が取れないほど、使い込んでいます。
子供たちが幼い頃に使っていた、思い出のボール。
成長とともに「親子でボール遊び」の時期は卒業し、もう使わなくなった、これからも使うことはないだろう、ボール。
片手に乗るほどの小さいボールだから、物置の片隅にそのまま置いておいても問題はない。
だけど、手放すことに決めました。
人間同士の関係と同じように、モノと人間の関係も移り変わっていくから。
人生のステージが変われば、付き合う人やモノが変わっていくのは当然のこと。
「親子で公園に行き、ボール遊びをする」時期は終わり、子供たちはそれぞれの友達と、部活や遊びに時間を使うようになりました。
小さな子供たちと過ごした、もう戻れない日々を懐かしく思いながら、でも彼女たちが成長したからこそ気軽に楽しめるようになった一人の時間を嬉しいとも思う。
小さな子供たちとの時間に寄り添ってくれたボール、ありがとう。
子育ての思い出をたくさん、ありがとう。
モノを物体として物置に保管する方法もあれば、
モノを「思い出」として心の中にしまっておく方法もあります。
感謝の気持ちを込めて、「物体としてのボール」とは、お別れしましょう。
その代わり、親子で一緒にボールで遊んだ思い出は、いつまでも大事に心の中にしまっておきたいと思う。
今日も愉快な人生を〜。