私が「家にモノを増やしたくない」と(半ば強迫観念のように…)思ってしまうのは
曾祖母、祖母、両親、妹弟、計7人で同居していた子供時代の反動だと思うのです。
明治時代の曾祖母、大正時代の祖母、
どちらも「モノを捨てる」ことにものすごい拒否反応があって、
ハッピーターン(亀田製菓)の包み紙でさえ、きれいに畳んでコタツ台の下にしまっていた…。
そんな実家には、家族7人の持ち物があふれていて。
私、2歳下の妹、5歳下の弟が全員小学生だったころには
3人分の「学校だより」「学年だよ」「学級だより」、さらに「学級連絡網」
そして「給食の献立表」が
冷蔵庫にべたべたと張り付けられていた。
常時数十枚の書類が張り付けられた冷蔵庫から、
いざ「必要な情報」を取り出すのは、とっても至難の業だった…。
そんな苦い思い出があるので、
私は冷蔵庫の前面および側面には
「一切、何も貼らない派」。
白い磁石付きクリップは、
家族からの「伝言メモ」を挟んでおくためのモノです。
例えば「週末にノートと赤ペン買って」とか「月曜は弁当いります」とか。
書類の類は、一切張らない!! が、一応のルール。
それでは学校からのお便り等の書類は、どこにしまっているかというと、
冷蔵庫のすぐ隣の「食器棚」の中。
↑この一角を、書類コーナーにしています。
「ごみカレンダー」「学校からのお便り」「自治会のお知らせ」
「各種クーポン」「電車・高速バスの時刻表」などなど、
ファイルに入れて、ここにぽん。
戸棚にしまうというワンアクションはあるものの、
冷蔵庫にぺたぺた張るのと比べれば
圧倒的に「必要な情報」を取り出しやすい。
そもそも、
ずっと保存しておく必要がある書類って、
実はそんなに多くない。
保険証書くらい?
私は給食の献立表も保存せず捨てています。
行事の予定表は写メでOK。
情報を探す手間を減らすために。
あえて、書類は「極力減らす」「目に付く場所に貼らない」が
マイルールです。