収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

「なんか、変」からは、距離を置く。

収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です

 

ホラー漫画の女王・犬木加奈子さんと伝説の少女ホラー雑誌「サスペンス&ホラー」で育った1980年代生まれのアラフォーです。大人になった今でも実話怪談、ホラー小説、怪奇系の古典が大好物です。

ホラー小説は、たいてい主人公が感じる「違和感」からスタートします。

旅先で初めて訪れた土地、ふとしたきっかけで足を踏み入れた建物、偶然に出会った人間…

そのどれも、見た目には特に変わったところはない。

だけど、全身で感じる「この場所、なんか変」「この人、なんかヤバそう…」という違和感。不穏な第一印象を裏付けるように、主人公のまわりで不吉な事象が立て続けに起こり、恐怖と不幸が雪だるま式のように膨れ上がって、取り返しのつかない悲劇的な結末につながっていく…。

 

こうしたホラー小説の典型的な流れ、主人公が第一印象で抱く「なんか、変」という感覚って、実生活でも感じることがありますよね。

この「なんか、変」という感覚って、大体の場合は正しいと思っている。

自分の第六感のようなものが「これに近づくとヤバいよ…」と教えてくれているような感じ。

 

新年度は、進学やら異動やら引っ越しやらで初対面の人と出会う機会も多い。

「初めまして」と挨拶した瞬間に、「なんか、変だな」と違和感を感じる相手って、いますよね。「よそ行きの顔」で対面していても、内面から滲み出る良くない本性(パワハラ気質、サイコパス気質)もあるだろうし、人間同士の相性もある。

そうした「空気」から感じる違和感は、たぶん正しい。

 

ただ、「あなた変ですよ」と面と向かって指摘する必要はないので、その場は波風を立てずにやり過ごし、その後は深入りせずに静かに距離を取るのが良いと思う。

「なんか、変」なことに足を突っ込んで悲惨な目に遭うのは、フィクションの世界だけで十分です。

 

ちなみに最近、アタイが自宅で遭遇した違和感。

階段踊り場のニッチスペース(厄除けの榊を飾っています)。置いた覚えのないモノの気配を感ジル…

あやしがりて寄りて見るに、花瓶のうしろ光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人形いと美しうてゐたり。

なんか、ちいさくてかわいい。

子供部屋の片付け祭りを開催した長女(中学2年生)が、捨てるには忍びないガチャガチャの中身をここに置いたっぽい。かわいいから許す。

 

自分自身の危機察知センサーを信頼して、「なんか、変」な物事はできるだけ避けて通りましょう。

明日も愉快な人生を〜