収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です
3連休最終日の朝、次女(小5)が「ママン、これもう要らないから捨てる」と言いながら持ってきた箱。中身は、これまでコツコツと集めていた大量のカプセルトイでした
イオンに行くたび「ガチャガチャの森」で散財した日々よ…
胸をときめかせ100円玉を投下しハンドルを回した日々よ…
母は毎回、小銭を援助したぞな、もし。
東京旅行の際には原宿・竹下通りのガチャガチャ専門店にも付き合ったぞな、もし。
「宝物」を集めるのに費やした輝ける青春のときは、突然に終焉を迎えました。
次女に手放す理由を聞いてみると「なんか、急にスンってなった」とのこと…
スン…ッ!?
便利なインターネットで検索してみると「気持ちが冷めた」状態を指すようですね。
なるほどね。
昨日の敵は、今日の友。
関係性は一夜にして180度転換するがあります。
すなわち昨日の宝物は、今日のゴミ。
気持ちが冷めた時が、手放す時です。
「楽しい時間を与えてくれてありがとう」の気持ちを込めて、カプセルトイとお別れしましょう、そうしましょう。モノは保管することで価値を生むわけではありません。ガチャガチャを回す瞬間の高揚感、狙ったアイテムが出た時の昂り。そんな一瞬の喜びを与えてくれた、それだけでカプセルトイは十分にその使命を果たしたものと言えるでしょう。
「もったいない」という悪魔の言葉に耳を貸す必要はありません。
人間とモノの関係には「賞味期限」があります。長短に関わらず、適宜きちんと「手放す」サイクルを回していくことが大事。
次女にとっての、それまでの宝物との「関係性の終わり」がやってきたタイミングが、その日の朝だったということ。自分で「モノとの関係に始末をつける」決断ができたということは、成長の一環でもあります。
「今までありがとう」の気持ちを込めて、宝物を手放しましょう。
手放すことで生まれた余白に、きっと新しい素敵なモノがまたやって来るから。
明日も愉快な人生を〜。