収納しないブログ

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カロリーメイト以外の食料備蓄をやめる。

こんばんは。2023年9月1日は関東大震災の発生から100年ということで、家庭内防災の一環としての食糧備蓄についてのお話です。

収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

 

食料品については、災害発生からライフライン復旧までの期間を想定し、一般的に「最低3日分〜1週間分の家庭備蓄をしておくこと」が望ましいとされています。

 

農林水産省が作成している「災害時に備えた食品ストックガイド」には、「家庭備蓄の例(1週間分/大人2人の場合)」として、米2キロ✖️2袋、乾麺(そうめん300グラム2袋、パスタ600グラム1袋)、カップ麺6個、パックご飯6個、レトルト食品、缶詰、日持ちする野菜類、野菜ジュース、インスタント味噌汁や即席スープ、菓子類…などと記載されています。

 

大人2人分で、これだけの量です。このガイドに沿った場合、食べ盛りの中学生と小学生を含めた4人暮らしの我が家では、約2倍の量の備蓄が必要となります。「日常的に食べない食料品を、家族4人✖️1週間分、常に備蓄しておく」というのは、結構な保管スペースを要します。

普段の食品を多めに買い置きして、賞味期限の近くなったものから順番に消費し、消費した分を買い足して一定量の食料備蓄を続けていく「ローリングストック」も推奨されています。そして、我が家でも実際にローリングストック法を試してみた時期もあったのですが、あまり相性が合わなかったのが実際のところでした。

そもそも我が家では缶詰やレトルト食品を日常的に食べる習慣がありません(スーパーの惣菜や冷凍食品は多用するけれど、常温で長期保存できる食品はあまり食べない)。それなので、サンマの煮付けや鯖缶、100円均一で売っている牛丼や親子丼のレトルトなどさまざまな備蓄食料を揃えて、それを日常的に食べていく、という行為自体が結構なストレスとなってしまいました。手を付けずに賞味期限を大幅オーバーしてしまったこともあって、食べ物を無駄にしてしまうことも大きな心理的ストレスに…。

 

そんなこんなで、ストレスの少ない食料備蓄を追い求めた結果、たどり着いたのは「災害時の備蓄はカロリーメイト一択と割り切る」スタイル。

カロリーメイトは心から美味しいと思える保存食なので、賞味期限前に食べ切るのも負担になりません。ドラッグストアでフルーツ味とチョコレート味をまとめ買いして、2階の納戸に大量保管しています。非常持ち出し袋の中にも入れています。

 

「災害時の栄養バランス」を真剣に考えたら、ビタミンが取れる野菜ジュースや長期保存できる充填豆腐、缶詰パンや乾パン、即席麺やスキムミルクなどを日常的に保管しておくのがベストなのだろうけれど、普段食べなれない食品を災害時に食べたいと思うかといえば、それはNO。「備蓄食料はカロリーメイト」とシンプルに割り切って、あれこれと種類を増やしすぎない形で良いかなと思っています。

 

ただ、これは「発生が予測できない災害」を想定した場合の話。

冬季の豪雪など、「物流が滞って1週間買い物できない事態」が事前に予測できる場合は、その都度、早めに1週間分の生鮮食品を調達するなどそれ相応の備えをしていきます。

 

日用品の備蓄についての過去記事はこちら。食料備蓄とは異なる軸で、「一ヶ月の生活に困らない量」を常備するように心がけています▽

yuringo738.hatenablog.com

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「ミニマル派の防災対策」はこちらの過去記事もご参照ください▽

yuringo738.hatenablog.com

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いつ起こるか分からない自然災害。普段から無理のない形で、しっかり備えておきましょう。

 

ちなみにカロリーメイトはフルーツ味が最愛です。

明日も愉快な人生を〜。