片付けはトライ&エラー。
使用頻度や家事同線を考えながら、モノの配置を決めていく知的で創造的な営み。
モノの置き場所一つで、暮らしの快適度合いが天と地ほど変わる。
それが使用頻度の高い日用品ならば、なおさら。
例えばキッチン。流し台のスポンジと食器用洗剤。
キッチン用のスポンジは、マーナの「おさかなスポンジ」を数年来、愛用しています。手に沿って握りやすいのがGOOOOOOOD!
洗剤は特にこだわりナッシング。ドラッグストアで手ごろなものを買って無印良品の詰め替えボトルに移して使ってます。
これまで、上記写真のように、システムキッチン設置時に備え付けてあった金属製の「スポンジ受け」に入れていたのだけれど…
思い立って、撤去してみた。↓
シンク回りの出っ張り部分に、直置きでイケるんじゃない?
と、思いついたのがきっかけ。
ほら、こっちのほうがシンク内が広々として、野菜を洗ったり大きい鍋を洗ったりと調理作業がラクになるんじゃない?
我ながら良い思い付きであるよ。MAN☆ZOKU
無駄にロングで撮影しちゃう。
意気揚々としていたらですね。
帰宅した夫(週一回の作り置き担当)が不満そうな顔しましてね。
「スポンジ受けを戻してほしい」と、要求してきましてね。
聞こえないフリしてましたら、数日後に納戸(撤去したスポンジ受けを隠していた)から現物を見つけてきましてね。
ある朝、もとに戻されていた…↓
私はシンクの外に置いた方が洗い場が広く使えて良いかなと思ったけれど、
夫としては、手元の近くにスポンジ置き場があった方が使い勝手が良いと感じたみたい。
ああ、価値観の不一致…
自分以外の誰かと暮らしていれば、住居を共有していれば、
こういう「モノの持ち方・置き方」に関する意見の相違はところどころで生まれてくるものであります。
私としては撤去したかったスポンジ受けだけれども、今回は夫の要求を飲むことにしました。片付けはトライ&エラー。一人で暮らしているわけではないのだから、家族と自分の間でさまざまに折り合いをつけることが必要になってくる。仕方のないことです。
トライ&エラーなので、私の好きなように収納を変えて成功した事例もあります。
収納スペースの撤去&改善はライフワーク。
脱衣所の収納を変えたり↓
突っ張り棒を外してみたり↓
いつも私の思い通りになるわけではないけれど、
家族にとっての「使いやすさ」も大切にすることも大事。
楽しみながら、トライ&エラーを重ねていこうと思う。
そんな、土曜日の夜。