きょうは、毎年恒例の墓参りの日。
夫の実家(車で約30分の県内)に帰省する予定だったのだけれど、
直前で取りやめました。
新型コロナウイルスの感染が、私の住む地域でも拡大していることを踏まえての判断です。一足先に夏休みを取っていた夫は、すでに2人の娘を連れて実家に帰省中。
結婚して13年目、初めて一人で自宅で過ごすお盆です。
実家には、夫のきょうだいも家族を連れて帰省中。
みんな県内在住者とはいえ、親戚が大人数で集まれば感染リスクが高まるのは、確か。
夫は「大丈夫だよ」と楽観視してますが、心配性な私の性格をよくわかっているので、「帰省取りやめ」の判断を尊重してくれました。
帰省するのか、しないのか。
すでに予定していた飲み会をキャンセルするか、しないのか。
ワクチンを打つか、打たないか。
一つ一つの判断は、一人一人に委ねられています。
信頼に値する情報を収集し、判断し、行動を選択するのは、私たち自身。
その選択の結果は、私たち自身が負うことになるのだから。
他者の判断を尊重しながら、自分自身の行動は、きちんと自分で選択するしかないのです。
「選ぶ」ことの練習は、日々の片付けにも通じます。
どれを手放して、どれを残す?
きょう私が手放したのは、「家族と一緒に過ごすお盆のひととき」。
残したのは、「感染リスクを少しでも下げることができた、という自負」。
それは正しいか間違っているかの問題ではなくて、個々の価値観によるところ。
「私が、選んだ」。
それでいい。
お盆は、自宅で一人で本を読んで、昼間から冷たいビールを飲んで、新聞を隅から隅まで読んで、夕ご飯にドーナツをたらふく食べて、自堕落に過ごすんだ。
それでいい。