収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

ケチるな、危険。800円払って、前髪はプロに切ってもらいましょう。

思春期真っ盛りの長女(中学2年)が「自分で前髪を切りたい」と言い出していて、必死で阻止している収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です

 

娘曰く「MちゃんとRちゃん(同じ部活の友達)も家で自分で切っているらしい」

でたー、女子中学生の定番フレーズ「◯◯ちゃんもやってる!」

 

そうね。世の中には、特に練習をしなくても無料動画を見ながら自分で上手にヘアカットできる器用な中学生もいるかもしれないね。

でもね娘、工作用のハサミで髪の毛を切るのは、それは用途外です。刃にも髪の毛にもダメージを与えてしまう愚行だよ。かといって、ホームセンターで散髪用のハサミを買ってまで自分で前髪をカットする必要性はあるのでしょうか。

 

近所のカットハウスに行けば、500〜800円で前髪カットの施術が受けられます(会員登録するとちょっと安くなる)。動画を見ながら自分で前髪を切った場合、確かに短期的には「お金の節約」にはなるのでしょうが、失敗するリスクも大きい。慣れない作業は時間もかかります。

 

そんなリスクとコストを負うより、ちゃちゃっと対価を払ってプロの技術で短時間でカットしてもらう方が、仕上がりも綺麗だし無駄な時間を費やす必要もありません。比較すれば、専門店でカットした方が格段に利益が大きいでしょう。

 

母アタイが頑なに「娘のセルフカット」を阻止したい理由は、私自身が子供の頃に手痛い失敗をした経験があるからです。

 

小学校3、4年生の頃だったでしょうか。

深い考えもなく「なんか前髪、ジャマだなー」と思い立ち、学校指定の工作はさみで前髪をチョキチョキしてしまった黒歴史を持つアラフォー女性は少なくないはず。

横向きに盛大にハサミを入れて、「切りすぎた」と自覚した時にはもう遅い。鏡を見ながら「みぎが少し長いかな…?」チョキチョキ。「縦にもハサミを入れて、もう少し毛量を減らしてみた方がいいかも…?」チョキチョキ。あれこれと独自の微調整を重ねるほどに自体は悪化の一途、マイフロントヘアは想定を大幅に超えて短く、切り口もガタガタ、毛先はチクチクして浮いてしまい取り返しのつかない惨状に。

 

帰宅した母親に叱られ、近くの床屋に駆け込んで、なんとか「学校に行ける形」に整えてもらいました(前髪とのバランスを取るために全体をカットされ、かなり短髪に仕上げられてしまいました)

 

整髪に失敗、さらに「節約」どころか余計にお金がかかってしまった苦い経験。

娘に同じ轍を踏ませたくない母心、分かってほしい。

 

散髪を含む身だしなみの目的は「非言語コミュニケーション」、つまり他者との社交です。この目的を考えてみれば、取るべき行動は明白。

髪型を整える目的は「外見の清潔感を保ち、日常生活で接する他者に不快感を与えないこと。できれば好感を持ってもらい、円滑な人間関係を築くこと」でしょう。

 

数百円をケチって「変な髪型」になってしまったら、目も当てられません。

どうせ失敗して美容室に駆け込むくらいなら、最初から黙ってプロに散髪してもらうよろし。

 

ヘアカットも「餅は餅屋」。しっかり対価を払って、その道のプロにお任せするのは一番です。

「友達が自分で切っているなら自分も…」という安直な横並び意識は捨て、その道に長けたプロに頼るのがよし。というわけで、心を燃やして娘のセルフカットは断固阻止する決意です。

暑さに耐えかねて寄り道したアイス屋さんの庭先の紫陽花が綺麗でした

 

明日も愉快な人生を〜