居住空間に、めいっぱいモノを詰め込むと息が詰まるのと同じように、
「日々のスケジュール(予定)」にも、ある程度の余白が必要だよね。
息を吸って吐いて、また次に進むための、時間の「余白」。
この日曜日は、そんな「余白」の効用を感じた1日でした。
コーヒーを飲みながら、
しばらく更新していなかった、片付けブログを更新してみたり。
しっかりめの朝ごはんプレート(トースト、目玉焼き、ウインナー、ほうれん草のバターソテー)を、作ってみたり。
ユーチューブの動画で、娘とラジオ体操をしてみたり。
天気が良かったので、30分くらい商店街を散歩してみたり。
そうやって、気の向くままに午前中を過ごしていたら、
昼頃になって長女が「水族館に行きたい!」と言い出して。
ノリで「いいね~」と、車を走らせて、海沿いの水族館へ行ってきた。
クラゲの水槽やらリュウグウノツカイの剥製やらを見て、
そして私が最も愛する海の生き物はやはりペンギンとチンアナゴであると再確認した。
がむしゃらに自分の時間を会社につぎ込むのは、やめよう。
笑いたくないのに笑うなんてことも、やめよう。
清潔な空間でおいしいものを好きな人と一緒に食べる幸せを大事にしよう。
息を吸って吐く幸せを感じて生きよう。
なーんてことをしみじみと感じて、すっかり元気になって帰途についたのであります。
水族館の近くには小さなアイスクリーム屋があって、娘たちと一緒に晩冬の風を感じながらブルーベリーヨーグルトのジェラートを頬張った。
帰りに海岸まで歩いて、テトラポットをのぼった。
堤防のカモメを追いかけて走った。
なんも予定のない1日って、こんなにも素晴らしいのか!
世のため人のためになる生産的な行為は何一つ成し遂げてない1日だったけれども、この完璧に穏やかな如月の1日は、私にある種の人生の方向性を示してくれたように思う。
詰め込むな。
余白を恐れるな。
やりたいことをやろう。
楽しいことをしよう。
行きたいところに行こう。
食べたいものを食べよう。
書きたいことを書こう。
娘をたくさん、ぎゅーってしよう。
人生はすてきだ。
地球は大きくて美しい。
腕を大きく振って走ろう。
全力でカモメを追いかけてみよう。
息を吸って吐いて、また吸おう。
無意味に肩をぐるぐる回してみよう。
日曜日は、すばらしい。
そして、もう一度。
詰め込むな。
余白を恐れるな。