収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

洋服16着を手放して、クローゼットの中身は28着になった。

仕事に行くのが億劫な日。そっと背中を押してくれるのは、お気に入りの洋服だけが整然と収まった、小さくて完璧なクローゼットだと思う。

 

自分の腕の長さに合わせて袖丈を調節した、「友達」みたいなジャケットを羽織れば、丸まった背中がしゃんと伸びる気がする。

 

身にまとったときに元気になれる、「パワー」のある洋服がほしい。

数は少なくても、ままならない日々を背骨のように支えてくれる、そんなクローゼットがほしい。

 

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まだ外は冬の寒さだけれど、あたたかい日差しを感じる日も増えてきて、

春の気配を感じ始めた今日このごろ。

 

クローゼットの見直しに、取り掛かりました。

 

現在、手持ちの服は44着。

夏服、冬服のすべてとコート3枚、冠婚葬祭用のブラックフォーマルを含みます。

 

1枚1枚、手に取って。

「取れないシミや傷はないか」「次のシーズンも着たいと思えるか」。

そんな基準で選別。

 

結果、16枚の洋服を、手放すことにしました。

 

2019年11月に購入した、スピックアンドスパンの厚手パーカーにも、さようなら。

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購入価格は1万1487円。

着用回数は、1年3か月の間に、48回。

「着用単価」は、239円。

 

真夏以外は、ほぼ毎週末このパーカーを着て過ごしていた。

カジュアルなアイテムだけど、厚手で上品な雰囲気もあって、お気に入りの1着だった。

たくさん着たからこそ、傷みも目立ってくる。

毛羽立ちやシミ、生地のへたり。

こうした「服の疲労感」は、洗濯では取り除くことができない。

たくさん「パワー」をくれて、ありがとう。

感謝の気持ちを込めて、さよならします。

 

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このほか、トップス8枚、ジャケット1枚、カーディガン1枚、コート1枚、ボトムス3枚、ワンピース1枚を手放した。

計16着が去り、28着となったクローゼットのなかは、すかすか。

息を吸って吐くように、手放したら「次の洋服」がほしくなってくる。

 

新しい服には、やっぱり「おろしたて」のパワーがある。

ぱりっとした生地の感じ。まっさらな香り。清潔感。

 

春はもうすぐ。

自分の「いま」に寄り添ってくれる、友達みたいな洋服を選ぼう。