春を待ちわびつつ、お雛様を出しました。
シンプル志向の我が家にて異彩を放つ、
リカちゃん雛〜
長女(小3)がまだ赤ちゃんだったころ、
おばあちゃん(ゆたたん母)が買ってくれたもの。
当時、どの人形店に行っても、
お雛様の顔を怖がり
泣いてしまっていた長女^^;
保育園の玄関に飾られた7段飾りも、怖がって近づけないほど「日本人形アレルギー」だったのです。かわいいのにね。
で、ネットで探して「これなら」と購入したのがリカちゃん雛。
乙女心くすぐる♡
さて、
赤ちゃんだった長女も、春には小4。
時が経つのは、早いなあ!
娘が成長したぶん、ゆたたんも母親としてレベルアップしてきたと思いたい…思いたい…思いたい…
ゆたたんの周りでは、去年あたりから「出産ラッシュ」が続いてます。
会社の同期や学生時代の友人など。
35歳は、節目の年齢でもありますね。
私自身は入社4年目の25歳で長女を出産し、
2年後の27歳の時に次女を出産しました。
同年代の友達と比べると、これは割と早いタイミングだったと思います。
同年代と子育ての悩みを語る場がなくてストレスにやられてしまいそうになったり、
仕事で経験を積むチャンスを逃してしまっているのかもと焦ったり。
お雛様を出したついでに、
大小さまざまな悩みとともに過ごしてきた
10年間の「母親ライフ」を振り返って、
私なりに得た「学び」について
「お片付け目線」で記してみたいと思います。
①子育て世代こそ「ミニマルライフ」が楽!
ゆたたんが「お片付け」に開眼したきっかけは、次女の出産でした。
部屋中にあふれる、2人分の育児グッズに子供服!手に負えなくて、イライラが募ってどうしようもなくて。
片付けようにもバタバタと赤ちゃんの世話に追われ、時間も気力もない。わー!
長女ひとりを育てているころなら、まあなんとか回せたんです。
それが2歳と新生児のダブルとなると、もう。
一念発起して、単発で参加できる「整理収納アドバイザー」のセミナーを受講しました。
そこで、なんとなく家事の一部と思っていた「片付け」という作業が、
ロジカルに組み立てられる「生産的な行動」なのだと捉えられるようになりました。
収納グッズを買う前に「モノを分ける」こと、
行動動線や使用頻度を考えて「配置」すること。
そして、自分の軸で「快適と思える家」をつくっていくこと。
これを生産的で創造的な営みと呼ばずに
なんと言いましょう。
ここからお片付けに、目覚めたゆたたん。
時間を見つけて講座に通い、
整理収納アドバイザー1級の資格を皮切りに、
ライフオーガナイザー1級やクローゼットオーガナイザーの資格も取得しました。
いろいろなセオリーを学んで、アドバイザー仲間と交流するなかで、
さまざまな暮らし方とモノの持ち方があることに、改めて気がつきました。
釣り道具マニアの夫がいる先輩アドバイザーは、フックを使ったオリジナルの収納コーナーを作っていた。
お姑さんと同居している先輩アドバイザーは、モノの持ち方に関する価値観の違いに悩みながらも、少しずつ家の片付けを進めたいと意気込んでいた。
では、私は?
貰ったり買ったりして部屋中にあふれる育児グッズ。子育てをサポートしてくれるはずのモノたちは、なぜか部屋を狭く雑多に見せる原因になってしまっている。
親戚が善意で届けてくれたお下がりの子供服。ありがたいけれど、こんなに大量に、我が家に必要だろうか?
雑誌で紹介されている、掃除や料理の便利グッズ。私の生活には、必要なのか?
「便利グッズ」を手入れして、またしまう時間が、逆に忙しい毎日をさらに忙しくしていないか?
少しずつ少しずつ、
「自分の軸」で持ち物との関係を見直して、
モノを手放していきました。
そうして、今
我が家はわりと、すっからかん
子育てしてると、ほんとに自分のために使う時間を確保するのが難しい。
でも、だからこそ、
「忙しいから片付けられない」じゃなくて、
「忙しいからこそ、片付けて楽しよう」!
と、
ゆたたんは呼び掛けたい。
人生は有限。
時間もお金も有限。
本当に好きなものだけに囲まれて、
愉快に過ごそうよ!
「あれもこれも、必要」となってしまいがちな
子育て世代にこそ、
時間がないと悩んでいるママにこそ、
「ミニマルライフ」を勧めたい。
「きれいな部屋」「何もない部屋」をつくるのが、目的ではありません。
気持ちに余裕が持てる分だけの「余白」を、
家のなかに持つこと。
日々成長していく子供たちと
イライラせずに過ごすこと。
生活をできるだけ、シンプルにすること。
ちっぽけですが、
子育て10年で得た学びの一つです。
誰かの参考になれば嬉しいな。
続きとして
②イライラするなら「外注」しよう
と、
③「両立」なんて、やめちゃえ
の項目も書こうと思ったのですが、
長くなってしまったので、また次回にします。
ではでは。