収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

3年前のワセリンを捨てる。

あっても邪魔にならないけれど、あっても使わないモノ。

例えば、古いワセリン。

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パッケージに張られた感熱紙はすれて文字が消えかかっているけれど、かろうじて「令和2年5月」の表示が残っています。

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令和2年は西暦2020年。新型コロナウイルス感染症の拡大による一斉休校や「不要不急」の外出自粛要請など混乱の真っ最中だった時期です。

 

常時マスクを着用する生活で、ひどく唇が荒れてしまった時期に、駆け込んだ皮膚科で処方されたワセリン。

白い容器に、赤いふた。なんだかレトロなたたずまいが郷愁を誘います。

 

皮膚科で処方された薬を塗り、日中はワセリンで保湿。受診から数週間で、荒れた唇はきれいに治ったことを覚えています。

あれから3年。とにもかくにも「国民総マスク」のような生活は終わりました。

 

3年近く、戸棚の中にしまったままだったワセリン。

また唇が荒れてしまったら、使う日が来るかも知れない。

けれど、来ないかもしれない。

 

ネットで「ワセリンの使用期限」を調べてみると、「一般的に3年間」との情報がヒットした(変なにおいや異物の混入がなければもっと長く使えるとの声もあり)。

いまは令和5年。処方からちょうど3年が経つこともあり、手放すにはちょうど良い時期なのでしょう。

 

「捨て時」がいまいち分からない、医薬品。

気付いた時が、手放すタイミングかもしれません。

 

マスクの下の唇を保湿してくれたワセリンに感謝。そして、さよなら。また必要になる日がきたら、必要な分を処方してもらおう。

 

明日も愉快な人生を~。