「確かな金勘定」は愉快に人生を過ごすための必須スキルだよね。
収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。
我が家の中1長女と小5次女が、ひと月ほど前に「起業」しました。
といっても「家庭内」での話。自宅リビングで毎夜、カフェを「開店」しています。
「仕入れる、売る、儲けを出す」という「商売&お金の仕組み」を楽しく学ぶための、家庭内小商いです。
メニューの一例▽ アイスコーヒー100円、豆大福250円。
他にもカフェラテ150円、オレンジジュース100円、お菓子セット(小分けのチョコやせんべいの盛り合わせ)100円、などなど。
価格は、すべて子供たちが「原価と儲け」を考えて自分たちで決めました。
私と夫は、コーヒーが飲みたくなったら子供たちに「オーダー」を入れます。
すると、長女か次女がいそいそとキッチンで「商品」を準備し、お盆に載せてリビングに運んでくれます笑 親は、商品と引き換えに「代金」をお支払いします。
「売上」は、子供たち自身がお菓子の箱で管理▽
チャリーン
この「家庭内カフェ」を始めるきっかけは、弊ブログでもたびたび紹介している木下斉(きのしたひとし)さんのVoicy。6月に、お金の教育普及をしている税理士の大河内薫さん、こんまりさんの夫でプロデューサーの川原卓巳さんとの「お金」をテーマにしたコラボ放送「勝手に国家戦略会議」が配信されていて、そこでお金の仕組みを体感で学ぶための方法として「小商い」がお勧めされていたのです。
「勝手に国家戦略会議」については、木下さんのnoteでも紹介されていました▽
これを聞いて、子供たちに「家の中でカフェでも始めてみる〜?」と持ちかけたら、「面白そう!やる!」と二人とも即決。「お店屋さんごっこ」の感覚でスタートしました。
初めに、親が「原資」として300円を貸与。子供たちはそれを元手に、スーパーでアイスコーヒーのボトルとお菓子を仕入れてきました。ボトル1本で、コップ何杯のアイスコーヒーを作れる?儲けを出して、また仕入れるためには売値をいくらにすればいい? などなど工夫を凝らして「メニュー」を増やしていった子供たち。
そのうちに「同じコーヒーも、コンビニよりスーパー、スーパーより特売のドラッグストアの方が安く買える」ということに気づいたり、「タブレットの表計算ソフトで売上を記録する」ことを始めてみたり、「仕入れたものをそのまま売るのではなく、手作りして付加価値&売値を上げる」ことにチャレンジしてみたり。
娘たちの手作りゼリーは350円でした▽
商売とは、つまり「工夫して商品を提供して、お客さん(親)に喜んでもらって、お金を払ってもらう」そして「儲けを出す」というサイクル。適切に「儲け」を出して、次の商品を仕入れたり自分たちの「給料」にしたりする。
家庭内小商いで生まれた「儲け」の分は、子供たちが自分たちの裁量で自由に使っていいよ、ということにしています。「お金貯めてスマホ買う!」などと意気込んでいますが、いつになることやら〜。
この「他者に喜ばれるサービスを提供して対価をもらい、その利益を自分の夢を叶えるための原資にしていく」というのは、起業するにしても会社員として働くにしても、あらゆる仕事の根源です。子供たちには、楽しく「カフェ」を運営しながら、「働くこと」そして「お金を稼ぐこと」についてのポジティブな感覚を身につけてほしいと思っています。
ちなみに「勝手に国家戦略会議」に登場している大河内薫さんの著書は、「お金の基本」を学ぶのに最適の教科書です▽
子供たちに「お金の仕組み」を伝えることは、彼ら彼女らの「人生」を守ることにつながるから。
楽しく稼いで、上手にお金と付き合って、幸せになるために使っていきましょう。
リビングカフェなど「家庭内起業」は素直に楽しいので、興味のある方はぜひ実践してみてください。
今日も愉快な人生を〜