出会ったならば、必ず別れがやって来る。人も、モノも。
このほど、15年来の付き合いだった「無印良品のソファ」を手放すことになりました。
収納しない系お片付けブロガーの優多です。
1階のリビングには置かず、娘2人が共用で使っている、2階の子供部屋の窓際に置いていました。
休日にビールを飲みながら寝転がって本を読んだり、お昼寝したり、娘と秘密のおしゃべりをしたり、家族の歴史において大事な役割を果たしてくれたソファ。
ですが、子供たちが成長し、このほど現在の12畳一間の子供部屋を2つに分けて壁を作り、6畳ずつの個室に造り替えることになりました。
それぞれのベッドと机、そして衣類たんすを置くと、ソファの居場所を確保することができません。
リサイクルショップに買取依頼することも考えましたが、さすがに15年以上使った布製ソファは傷みが目立ちます。迷いましたが、有料で市の粗大ごみ回収に出すことにしました。
我が家に大きな収納スペースや余分な部屋があれば、もしかしたら「いつか使うかも」と考えて、「とりあえず捨てずに取っておく」という判断をしたかも知れません。
だけど、「使わずに取っておく」間にも時間は流れて、モノは傷んでいきます。
「いつか使う日」が来たとしても、その頃にはきっと家族構成は変わっています。夫婦2人、もしくは1人で使うのに、4人家族で使っていた頃のソファは、適したサイズではないでしょう。その時々で「適したサイズ」を選びたくなると思うのです。
幸か不幸か「大きな収納スペースがない」我が家。
寂しい気持ちはありますが、ここは潔く手放すことを決めました。
たくさんの時間を一緒に過ごし、家族の思い出がたくさん詰まったソファ。
回収日まで、あと3日。「ありがとう」の気持ちを伝えて、別れの日を迎えたいと思います。