収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

あなたのせいで、恥ずかしい。

本当に偉い人が偉そうにしていても別に気にならないけれど、大して偉くない人が偉そうにしている様子はいと憎きものでありますね。

 

先日、社外の人も同席する、月に1度のチームミーティングがありました。

社内の設備は専用ポータルでウェブ予約する仕組み。毎月のルーティンなので、前回の会議の直後に私が事前予約を入れていました。

 

午後2時に会議が始まり、20分ほど過ぎた頃に、ノックもなくドアを開ける人がいました。別部署の先輩女性でした。中に人がいると思わなかったのか、「あれっ」と変な声を出してすぐにバタンとドアを閉めてしまいました。

 

内心で「失礼な人だな…」と思いつつ会議を続行していると、5分ほどした後にまたドアが開きました。先ほどの女性でした。「2時半から予約しているので、いいですか!?」とキツめの口調で退席を求められたので、会議を中断して私が対応に当たりました。

 

会議室の外に出ると、彼女を筆頭に別チームの10人ほどが憮然とした様子でこちらを見ています。どうやらチームリーダーである彼女は「2時半から自分たちがこの会議室を予約している」と確信している様子です。こちらの予約時間を過ぎているとのことで、改めて退席を求められました。でも、私は会議の直前に、自分の名前でこの会議室を午後2時から午後3時まで予約していることを再度確認していたので、「ここは3時まで予約済ですよ」と伝えました。

 

彼女は「え?」と訝しげな様子。水掛け論では埒が開かないので、その場でポータルを確認してもらうと、彼女たちが予約していたのは別の階の会議室であることが判明しました。

彼女はバツの悪そうな様子で「失礼しました!」と言い残し、メンバーを率いてそそくさと去って行きました。

 

間違いは誰にでもあることなので、責めるつもりは微塵もありません。

ですが、キツイ口調で退席を求める前に、一呼吸おいて「自分の予約ミス」を疑ってみて欲しかったなあ…と思うのです。

相手を責めた後に、それが「自分のミス」であることが判明した時の彼女のバツの悪さを想像して、私の方が恥ずかしくなってしまいました。

これがいわゆる共感性羞恥

 

相手によって態度を変えたり、偉そうにしたり、失礼な態度を取ったりしていると、それはいつかブーメランのように自分に返ってきます。

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フラットな心で、常に謙虚に礼儀正しく過ごすべし…と人のフリ見て我がフリ直せな気分になった出来事でした。

命の洗濯をしたいから噴水の池を見に行ってきたよ。

 

明日も愉快な人生を〜