他者への期待を手放すと、人に優しくなれるよね。収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。
本日、勤務先でちょっとしたトラブルが発生しました。
午後イチで打ち合わせの予定だったのだけれど、定刻になっても他部署の担当者が来ない。
10分待っても連絡すらないので電話してみると、「すみません!忘れてました!」との返事が。出先にいるため戻るのは2時間後になるとのこと。会議室を押さえて資料も準備していたのに…!打ち合わせの予定自体を忘れてるってどうよ…!アタイの貴重な時間を返して…!
嫌味の一つも言ってやりたいとこだけど、ぐっと堪えて穏やかに対応できたアタイ、エライ。
2時間後に打ち合わせを済ませ、「本当にごめん」と頭を下げる担当者に「大丈夫ですよ〜」と笑顔で対応できたアタイ、エライ。
帰り道に駅ナカで日本酒サワーを飲めば、気持ちは完全に回復さ。
年を重ねて「性格が丸くなった」ことをしみじみと実感する今日この頃。
若い頃だったら、同様の事態に遭遇した場合は「打ち合わせをすっぽかされた!ありえない!!」と怒り心頭だったかも知れませんね。「予定を忘れるなんて、相手が自分を軽視している証左のでは…」と疑心暗鬼になって、必要以上に怒ったり落ち込んだりしていたようにも思います。
ですが、年を重ねて「そんなこともあるよね」「相手も謝ってるし、まいっか」と、小さなトラブルに対して必要以上に心を波立たせず対応できるようになってきました。
人間同士だもの。日々、さまざまな「行き違い」は発生します。他者のちょっとしたミスに遭遇するたび、鬼の首を取ったようにキレ散らかしていては身が持たないし、何より人間関係が険悪になってしまいます。
ある程度は「ま、いっか」といって流した方が、自分もストレスが少ないし人間関係も円滑に回ります。
…と、こんな風に考えられるようになったのは、繰り返しになりますが年齢を重ねたからこそなのでしょう。良くも悪くも「他者への期待」が薄れてきたから、自分の思った通りに相手が動かないことに対して「それも当然」と受け止めることができるようになったのだと思います。
期待しなければ「期待外れ」もありません。
相手に怒りをぶつけて人間関係を険悪にするより、期待値をグッと下げて「ま、いっか」と流す方が、長期的にみて自分にとってのプラスが大きい気がします。
他者への期待を手放して、穏やかな気持ちで過ごしてまいりましょう。
明日も愉快な人生を〜。