イジワルな人はイヤだけど、「善意」の顔をして近づいてくる人も厄介なものよね。
「あっ、それ求めていませんよ…?」っていう、子育てに関するアドバイスを延々と語られたりね。
「ほとんど新品だから、使って!」と渡される中古の子ども服とかね。
「善意」で「与えてくる」人の申し出って、なんとなく断りにくいんだよね。
断ったら相手を傷つけちゃうかな? とか、考えちゃうんだよね。
でもね。30歳も半ばを過ぎたころ、ふと気づいたんだけど、
きっと「善意の人」って、おおむね鈍感なのよね。「善意で与えるモノ」が、相手にとってアリガタメ―ワクなんじゃないだろうかとか、そこまで深く考えたりしてないような気がする。
「善意の人」に「善意」を返そうと思うと、こちらが疲れてしまうから、最近は本音でシンプルに対応するようにしている。
相手を否定せず、でも、不要な情報や不要な情報は、受け取らない。受け流す。
「心地いいモノやコト」は、自分で選ぼう。
「善意」で差し出されたモノやコト、つい「受け取らなくちゃ」って思ってきたけれど、いらなければ断る権利があるのです。
ノーサンキュー(笑顔)で、流していこうと思う。