収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

好ましい美容室の、条件。

新型ウイルスが流行するちょっと前に、5年ほど担当してもらっていた美容師さんが産休・育休に入ってしまいました。

後任の美容師さんを同じ店舗で紹介していただいたのですが、施術中の会話や間の取り方がいまひとつ、合わない…。

美容室やネイルサロンなど、至近距離で1時間近くやりとりする施術系のサービスを受ける際は、技術の高さはもちろん、コミュニケーションの「相性」が非常に重要なポイントになってくる。

 

ちなみにコミュニケーションの「相性」なので、その担当者の会話スキルの高低ではなく、ただ単に「私にとって、合うか合わないか」の問題。100人中99人にとっては心地よいコミュニケーションを提供している美容師さんだとしても、私には合わないかもしれない。おしゃべり上手な人が万人にとって好まれるかというと、そうでもない。むしろ、寡黙な美容師さんに担当して貰った方がリラックスしていられるという人も多いかも知れない。反対に、仕事や家庭のグチを美容師さんに話してストレス解消につなげている人もいるのだろうと想像する。そういう人にとっては、友達のようにおしゃべりが弾む美容師さんがフィットするのでしょう。

 

私は、完全に前者。寡黙な美容師を好むタイプです。

家族構成や仕事や趣味や、あれこれプライベートなことを話すのは苦手。初めて来店する美容室で、ふだん読んでいる雑誌や子どもの年齢まで聞かれることにも苦手意識を持っています。私は、あんまりしゃべらない美容師さんを求める。

美容室は「衣類のように脱ぐことが出来ない」髪型という、個人の印象を最も大きく左右する重要パーツを扱う職業だから、その人の社会的地位や趣味など、その人の属性にあった髪型を提案するために、その人のパーソナリティーを探ろうとするのはプロとして当然のこと。会話は、お客様のパーソナリティーに関わる情報を収集するための手段の一つ。

それは十分に理解した上で、私は寡黙な美容師を好む。

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それなので、担当美容師さんが休みに入ってしまってからというもの、ちょっと美容室ジプシーだった私。いくつか美容室を転々として、1年ほど前から徒歩圏内の小さな美容室に落ち着いております。

夫婦2人でやっている家庭的な雰囲気のお店で、旦那さんがカット、奥さまがシャンプーを担当してくれる。

お二人とも、必要以上にしゃべらなくて好き。

かといって無愛想かといえば、そういうわけでもなく、適度な距離感を保った温かい接客をしてくれる。帰り際にぼそっと「自分でスタイリングしておいてアレですが…めっちゃいい感じに仕上がってます。お似合いです」と送り出してもらえると、帰路の足取りが弾むよね。上手にお客さんの心を上げるスキル抜群さ。カット技術もレベルが高くて、「朝のスタイリング時間を短くしたい」という注文(カット時にこう伝えて切ってもらうことが多いです)にも応えてくれる。朝、コテで髪をざっと巻いてわしゃわしゃするだけで「それっぽく」見えるヘアが2カ月間持続します。良き!

あと、サロン専売のシャンプーやスタイリング剤を勧めてこない点もポイント高いです。リンス不要のharuシャンプー(ブロガーさんで愛用者の方、多いですよね)を愛用しているから、サロン専売品は不要なのです…。これまで大きいサロンに行くことが多かったから、施術時に使うシャンプーとかトリートメントとか、勧められることが当たり前(勧められると買ってしまうことも多い)だと思っていたけれど、夫婦経営のサロンだと、こういうノルマ的な販売がないんだな。この「専売シャンプーお勧めタイム」がないだけで、なんとリラックスして施術を受けることができることか…としみじみ感動している私です。

 

ミニマルで温かな接客、そして確かな技術。

私が美容室に求めるものは、これであります。