いろいろと家の中のモノ減らしに拍車がかかっていて、
先日はキッチンの「醤油さし」を、手放しました。
「醤油さし」を手放すと決断した理由
モノの存在理由を問うてみる。
「そこにあるのが当たり前」だったのもについて、一度立ち止まって、
そこにある意味を考えてみる。
例えば、そう…醤油さし。
目玉焼きに刺身に冷ややっこにチラシ寿司にお浸しに…
使用頻度が高く、食卓になくてはならないアイテム…
でも、本当にそうだろうか。
「なくてはならない」のは、その中身に詰まった調味料である「醤油」であって
容器のほうでは、ないのでは…?
我が家の醤油さしは白い陶器製で、しばらく前から内側にひびが入っていて
液体の漏れはないのだけれども、ひびの隙間から茶色いシミが広がっており
見た目的にも、ちょうど手放し時を迎えていた。
ここは「醤油さし無し生活」に切り替えるチャンス。
使い込んだ醤油さしに「今まで、ありがとう」と感謝を伝え、
不燃ごみの日にお別れしました。
「醤油さしの無い生活」、実は2回目だったりする件
実は、以前にも「醤油さし無し生活」にチャレンジしたことがありました。
家を建てる前にアパート暮らしをしていたころで、片付けにはまり始めたころ。
モノを減らせば減らすほど、家事の手間が減って生活が楽になるってことに気づいて
けっこう派手に捨てまくっていた時期。20代の終わりころだったと思う…
この時は、どんな風に「醤油さしに醤油を入れずに、醤油を使う」生活をやっていたかというと、まさに「醤油のボトルから直注ぎ」。
手元が狂って、冷ややっこを醤油びたしにしてしまうことも、あったな~☆
で、新しい家に引っ越したタイミングで、雑貨サイトで小ぶりなものを買い直したのでした。
という若気の至りな失敗を繰り返さないよう、
今回は「醤油さし無し生活」アップデート版を実践することにしました。
醤油は「使い切る量」を、小瓶に入れて食卓に
用意したのは、すごーく前にクラフトフェアで購入した、
好きな陶芸作家さんの小さなミルクポット。
紅茶やコーヒー出すときに牛乳を入れて添える、あれです。
買ったはいいけれどあんまり使う機会もなくて、
たまに花瓶替わりに娘が摘んできた四葉のクローバーなど挿して飾っているくらいだったのです。
そいつを納戸から引っ張り出してきましたとさ。
そうです。
ミルクポットを、醤油さしの替わりにしましょうという算段なのです。
だけど、ミルクポットには「ふた」が付いていない。
容量は似たようなもんですが、ミルクポットは醤油さしに似て、非なるものなのです。
このミルクポットに、毎食、使う分だけ醤油を入れて食卓に運ぶことにしました。
残るといやだから、ちょっと少な目にね。
「使い切る量」を、「その都度出す」作戦です。
結論。醤油さしが無いって楽だわ。
醤油さしを手放して、数週間。
結論から申しまして、生活に支障はまったくありません。
というか、むしろストレス軽減につながっております。
その理由は…ずばり、「注ぎ口の詰まり」がなくなったから。
醤油さしって、どうしてもキッチンに出しておくと、
注ぎ口のところに液体がたまって、時間がたつにつれてガビガビに固まてきちゃいますよね。注ぎ口が細い、おしゃれなタイプのものだと、なおさら(そして、そういうデザインが好きなわたし)。
娘ズに目玉焼きを出すたびに、「醤油が出てこない~」と苦情申し立てが入り、
がっびがびぃ~な注ぎ口を箸で突き刺して開通させる、というひと手間がなくなった。
(我が家には爪楊枝がないため、突き刺す道具といえば箸。)
ミルクポットは醤油を入れて、使い終わったらその都度、洗うので衛生的だし。
「注ぎ口の詰まりを取り除く」みたいな微細な家事って、
意外とけっこうなストレスの元凶だったりする。
これがなくなって、今のところ快適に過ごせているよ。
ガビガビを掃除している時間で、ミルクポットに醤油注いで食卓に出せるし。
醤油さし無し生活…
いい感じかも!