毎日の献立は、具だくさんの味噌汁と炊き立てのご飯、そして納豆があれば十分だよね。
おこんばんは、収納しない系お片付けブロガーの優多です。
大きな仕事のヤマ場が重なって、帰宅が遅く昼も夜も外食続きだった10月…
なんだか胃腸も疲れ気味。
そんな時は「リセットご飯」。
週末、大鍋にいっぱい、野菜たっぷりの「豚汁」を作りました。
GUTSU☆GUTSU☆
大根、にんじん、ごぼう、長ねぎ、つきこん、しめじ、豚バラ肉。
そして生協で届いていたサツマイモを投入してGUTSU☆GUTSU☆
具材に火が通ったら味噌&醤油で味付けすれば完成さ。
豚バラ肉を入れれば出汁を取る必要もなくお手軽です。
ご飯と豚汁、そして納豆を並べた簡素な夕飯。心が落ち着いて、お腹がほっこりあったまって、なんだか気分が上がってきたよ。
そういえば、夏に京都旅をしたときに、「恵文社一乗寺店」でこちらの本を購入していたのでした。
料理研究家・土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」(新潮文庫)
こちらは6年前に単行本が発行されていて、昨年、文庫になったもの。
単行本も読んでいましたが、文庫になったのを機に買い直しました。
改めて読み直してみると、6年前に読んだ時よりも、印象に残る言葉が多いと感じました。
日常の食事は、ご飯と具だくさんの味噌汁で充分。あれば漬物を添えましょう。無理のない生活のリズムを作り、心身ともに健康であるために「一汁一菜」という生き方をはじめてみませんかー。(裏表紙の内容紹介より)
土井さんが提案する「一汁一菜」の実践方法が、わかりやすく紹介されています。
自宅で土井さんが普段作っている味噌汁の写真がたくさん掲載されていて、それがどれもとても美味しそう。
「味噌汁には、何を入れてもいいのです」と仰る通り、トマト&卵、ピーマン、卵&もやし、きゅうり&カボチャ&ベーコン、さつまいも&煮干し…などなど、自宅にある具材を自由に組み合わせている感じが写真から伝わります。
キッチンに馴染む文庫本の装丁であることよ。
さて、文庫本で再読してみて、最も印象に残った箇所を引用させていただきます。
前日の残りの鶏の唐揚げを野菜と煮込んで味噌汁にしてもよいのです。こうした味噌汁は毎回違う味になります。再現性はありませんし、あまり美味しくならないこともありますが、たまにびっくりするほど美味しくできることもあります(66ページ)
「残り物のカラアゲを味噌汁の具にしてもいい」って、
お料理のハードルがぐっと下がる感じがしませんか?
そして「あまり美味しくならなこともありますが」と正直に書いてくれているところも、むしろ安心できるというか、信頼できるというか。
レシピ本を完璧になぞって、きちんと料理名のついた見栄えのおかずを作らなきゃ…と汲々とする必要はないんだなあと思えたら、肩の力を抜いて台所に立つことができそうです。
▽シンプル料理ライフを目指してレシピ本を手放した話は、過去記事に…
「いつものご飯」は簡素で上等さ。
外食続きで心身がだるおもな感じになってしまったら、
炊き立てご飯と具だくさんの味噌汁に回帰しよう。
ビールは別腹で…。
そんな、火曜日。